出版社内容情報
『ちびまるこちゃん』でおなじみの、タマネギ頭小僧・永沢君が主人公の物語。中学生になった永沢君と彼をとりまく個性豊かな友人(?)たちをシニカルに描く、さくらももこの新世界お笑いワールドの真骨頂!
▼第1話/思春期▼第2話/たけし▼第3話/不良▼第4話/藤木君を励ます▼第5話/性格▼第6話/ラジオ▼第7話/バカ山バカ太郎先生・※▼第8話/夏の計画▼第9話/火事の記憶▼第10話/やせたい小杉君▼第11話/城ケ崎さん▼第12話/城ケ崎さんの汚されたい願望▼第13話/バレンタインデー▼第14話/いとこ▼第15話/倉田君のメガネ▼第16話/ボンバー王国※▼第17話/バカ山バカ太郎先生・※▼第18話/神の力っ子新聞※▼第19話/修学旅行の班を決める▼第20話/修学旅行▼第21話/修学旅行以来…▼第22話/さようなら そして こんにちは▼第23話/永沢君▼第24話/ゲヘとカツヤン※●主な登場人物/永沢君(静岡の公立中学校に通う、頭がタマネギの形をしている少年。頭は悪いがへりくつを言わせたら天下一品)、藤木君(永沢君と一応一番仲の良い同級生。お人好しだがちょっと卑怯者)、小杉君(永沢君と一応仲が良い同級生。のんきでイイ奴だがかなり愚鈍)●あらすじ/中学男の永沢君は、ブートレッグという言葉はおろか、海賊盤の意味も分からない。もちろん、一応永沢君と一番仲の良い藤木君も知らない。「ボクたちは言葉を知らなすぎる」と危惧したふたりは、さっそく勉強のため図書
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日曜日のクマの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
65
細部まで装幀家・祖父江慎さんのこだわりと遊び心に溢れた1995年版「永沢君」。背表紙の小窓から、顔色の悪い永沢君がひょっこり覗いていたり、「ボンバー王国」などのページだけ紙が小さいサイズになっていて、付録的楽しみを感じられる造りなのも嬉しい。登場人物のほぼ全員が片想いのハチクロ展開なのにキュンとしない、さくらワールドの魔法。ハガキ職人「キジフ・ゲルーシ(藤木君)」の将来が放送作家さんとかだったら嬉しいな~と思いながら読んだ昔を思い出したりして、私までほんのり甘酸っぱい。でもキュンとはしない♡(続↓)2019/02/26
アーチャー
7
リクエストはがきのエピソードを最初に読んだときはホント笑ったな~。ずっと永沢君ってひねくれたイメージがあるけど、自宅が火事に見舞われたときに、おもちゃのロボットを手にして泣いてる永沢君の姿を思い出して、ぼくはそれがずっといじらしく思えてしまうんですよ。
袖崎いたる
6
さくらももこの偉大さ、お亡くなりなられてから思い知る。センスの塊すぎるわ。永沢君、笑笑と笑わされてしまった笑2019/12/16
明香
6
長沢くん、やな奴だね^^;シュールな面白さ。2015/01/20
sskitto0504
5
シュールな笑いで面白かったです。永沢君も藤木も小杉も捻くれていていいですね。姫子はなぜ永沢がよかったんだ…2015/06/03