- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 小学館 ヤングサンデーC
出版社内容情報
1日平均86人が自殺すると言われる日本。この国で、希望はいったいどこにある…? 漫画家・山田玲司が体を張ってオンリーワンな人々に訊く、悪夢な時代の歩き方!!
▼第39話/アニメーション監督・作詞家・小説家・富野由悠季[アニメを文学にした男(接触編・発動編)]▼第40話/自殺防止センター創設者・西原由記子[シスタームーンライト]▼第41話/チェリーベイブ社長・ヨーガインストラクター・千葉麗子[聖者の娘]▼第42話/数学者・哲学者・森毅[古都の賢者は蝶のように]▼第43話/心理学者・東京コンサルティング代表・伊東明[ノブレスオブリージュ(前・後編)]▼第44話/戦場カメラマン・渡部陽一[言葉にならないもののために]▼第45話/元衆議院議員・NPOコーディネーター・辻元清美[ジャンヌダルクは一人じゃない]▼第46話/F1ドライバー・佐藤琢磨[荷物は炎だけ]▼第47話/作家・重松清[グレートバントマン]▼第48話/コンビンサー・トキワ精神保健事務所代表・押川剛[夜明けのリセッター]▼第49話/木版画家・デービッド・ブル[忘我の写楽]●あらすじ/80年代にアニメで革命を起こした男・富野由悠季は、『機動戦士ガンダム』『海のトリトン』『イデオン』などで、当時の若者たちに強烈な影響を残した。自分には作家性がないと思っている富野は、「血を吐いて自分を出し切る」姿勢で作品に臨んでいるのだが、その土台には激動の60
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaya
3
富野由悠季目当てで本書を読みました。初めて知ったのは、ニュータイプとは「洞察する事の出来る力。つまり、相手の思っている事を間違いなく理解できる力の事です。」だそうです。「他者を理解できる人」がニュータイプなんてホントスゴイと思います。ガンダムはオールドタイプの人間が「自分が正しい」とばっかり言って衝突しているその間で、他者理解の出来る洞察に優れたニュータイプの若者に希望を見たお話のようです。今のガンダム世代の大人は、「自分が正しい」に囚われて他者への理解を見失っていないですか?と質問したくなった。2011/11/21
いづみ
2
「つながりが見えないことが、要するに絶望なんです」―富野由悠季。内にこもるのではなく外へと目を向けること、そこから見えてくるものがある。…個人的には「自分のダメな所を受け入れてもらいたいっていう甘え」って伊東明との話のヒトコマがものすごく心に刺さりましたが。イタタタタ…ダメだなあ自分orz2012/01/12
samehada13
0
旦那に借りた。2016/01/31
くまどれーぬ
0
山田さんは非常に心の清い方だ。 それが他人から見たら偽善であっても、そうせずにはおられないのは清いからだ。 デービッドブルさんのアトリエを見て、作品にはその人に最良の環境が必要なのだと改めて言われているような気がした。2014/02/12
esse5@双極性障害
0
本も読めない、人とも話せない。漫画を読むのが精一杯という冬の病んでいる時期に本当救われた。スタイリッシュにまとまっていない人間臭い作風がまた好感が持てる。
-
- 和書
- お月さまのプレゼント