ヤングサンデーコミックス<br> RAINBOW 〈1〉 - 二舎六房の七人

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ヤングサンデーコミックス
RAINBOW 〈1〉 - 二舎六房の七人

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  • サイズ コミック判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091530318
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

俺たちは生き残る。いつか必ず外(シャバ)に出る!! 昭和30年、湘南特別少年院の二舎六房に入れられた七人の少年たちを描く、壮絶な時代の青春群像。

▼第1話/After the rain▼第2話/Breaking away▼第3話/Carry on▼第4話/Down by law▼第5話/Eagle fly free▼第6話/Falling higher▼第7話/Going down▼第8話/Hearts on fire▼第9話/In flames ●主な登場人物/水上真理雄(マリオ。17歳。女子高生に暴行を加えようとした担任教師に重傷を負わせ、殺人未遂で少年院へ)、桜木六郎太(アンチャン。18歳。マリオたちから慕われる兄貴分。自身の罪状は親殺しらしい)●あらすじ/昭和30年7月。水上真理雄をはじめ、凶悪犯とされる6人の少年たちが、湘南特別少年院に送られてきた。教官から虫ケラのように扱われ、屈辱的な身体検査を受けた後、彼らは二舎六房という部屋に入れられる。そこには桜木六郎太という年長者がいた。マリオたちはいきなり六郎太にケンカをしかけるが、逆に叩きのめされてしまう。だが六郎太は殴り倒しただけでそれ以上は何もせず、さらに煙草をみんなにまわす優しい男だった。それまで馴染みのなかった年長者の優しさに触れ、マリオたちは六郎太を慕いだす(第1話)。●本巻の特徴/まだ敗戦の傷跡が残っていた昭和30年(1955年)の日本。湘南特別少年院の二舎六房に六人の少年が堕ちてきた。大人が起こした戦争のあおり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

elkcopoloc

9
Kindle期間限定無料版。戦後の日本で絶望の淵に立たされる7人。原作者のあとがきで少し救われる。2015/01/06

ヤムイチ

8
ドラゴンのオススメ本。恐ろしく、悲しく、そして心温まる作品。人にオススメできる漫画。絵が綺麗。行間を読む箇所が多く、読む人によって意見や感じ方が違うと思う。2016/01/23

まじぱん

8
電子書籍無料版にて。原作者を見て興味が湧いた。 内容はリアリティがあるものと、ある程度受け止めて読んでいるが、やっぱり壮絶。キャラクターそれぞれも、それなりの罪を犯した上での収容とはなっているが、時代背景を踏まえどれだけ同情の気持ちを寄せられるか…。 とりあえず、3巻までは無料で読めるとのことで、頑張って読み進める。2015/01/01

あお

7
舞台は昭和30年の日本、少年院に送り込まれた七人に、地獄の底と形容される苛酷な毎日が待ち受ける。子供のときはアンちゃんが何故六人を殴ったのか分からなかったが、なんとなく今なら分かるような気がする。戦争のツケを払わされた少年たちのやり場のない怒りや悲しみ、こうした恐ろしいまでの巨大なエネルギーを発散させて頭を冷やすためには、悲しいことかもしれないが暴力に頼るしかなかったのだろう。桜木六郎太通称アンちゃん。アンちゃん流儀の男の生き方を六人が心の糧として強くなってゆくのが感動的で魅力的な漫画である。2015/09/06

十六夜(いざよい)

7
アンチャンとマリオたちの出会いの巻。それぞれがどのような事情で刑務所に入る事になったのかが少しずつ語られていく。戦後の苦境を知らない自分にとっては、本当にこの様な劣悪な状況だったのか判断つきかねるが、あまりの世間の厳しさに胸が痛む。2015/01/01

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