ヤングサンデーコミックス Ｈｅａｄｓ 〈４〉

間瀬元朗/東野圭吾

小学館（2003/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 202p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091527943
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!?　強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!!　東野圭吾原作による脳移植ミステリー。

▼第32話／発作▼第33話／故意▼第34話／唯一の方法▼第35話／幕引き▼最終話／From JUN with love　＜特別収録＞間瀬元朗オリジナル作品短編集▼AREA▼夜想曲?ノクターン?▼BODY ●主な登場人物／成瀬純一（油絵が趣味の、22歳の真面目なエンジニア。不動産店で強盗に襲撃され、店内にいた少女を救おうとして頭を撃たれてしまう。だが脳移植手術により一命を取りとめた。けれどもその後、性格に激しい変化が…）●あらすじ／橘直子の死体が発見され、警察は姿を消した純一の周辺の捜査を開始。その頃、純一は恵が借りたウィークリーマンションに身を潜めていた。京極の脳に支配され、どんどん薄れていく自分をなんとか取り戻そうと、必死で絵に取り組んでいたのだ。だがなかなか上手く描けないことにイラだった純一は、恵にさえ殺意を抱いてしまう。一方この事件を闇に葬りたい東和大学付属病院側は、事件の偽装工作を画策。“プロ”を使って純一を拉致する（第32話）。●本巻の特徴／純一は拉致監禁されたビルで若生らに焼き殺されそうになったが、なんとかその場を脱出。すべてに絶望した純一は自殺を試みるが、意識の下の京極に引き止められる。そして京極の意思に従い、そもそもの発端となる事件貌を描く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Tommy おぢさん]

やはりねぇ～。読書メーターの中で知って、しばらく前にネットで購入してあったのを、しばし温めてから読みました。題名や絵から想像していた話とは、内容は随分違いましたが、結果としては、楽しめた！おまけでついている作画の間瀬元朗が描いた短編もなかなか期待以上に面白い！フランケンシュタインの話を思い出させてくれた作品。評価：☆☆☆☆★

2014/06/08

[chmod]

強盗に頭を撃たれ、脳移植手術により生還を果たすが頭の中にはもう1人の自分がー。

2013/09/04

[本の虫]

半分以上が間瀬さんのオリジナル作品。しかもデビュー作からの初期短編。悪くはないけれど、さすがにここまで多いと、「ヘッズ」目当てだと損した気持ちになる。「ヘッズ」が元々間瀬さんの作品だったらまだ納得いくけれど、原作が別人だからなあ…。

2017/08/19

[mochi]

脳の不思議と不気味。

2022/01/02