ヤングサンデーコミックス のぞき屋

山本英夫

小学館（1993/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 225p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091514417
• Cコード C9979

出版社内容情報

“のぞき”こそ究極のコミュニケーション。オレ達の深層に挑戦状を叩きつける、衝撃のネオ探偵物語。待望の単行本化！！

●登場人物／東恩納恒（元は普通の大学生。のぞくことにより、本当の自分を取り戻していく）、真仁亜拓郎（のぞき魔。のぞくことによって、物事の真実を見る）●あらすじ／小学校時代の悲しい思い出から、本当の自分を押し殺して生きてきた東恩納恒。同じ大学に通う彼女、白石さとみといるところをのぞかれることで、真仁亜拓郎に出会う。恒は、拓郎との出会いをきっかけに、今まで押し殺してきた本当の自分の存在を知る。信じていたはずの彼女に陰が見え初め、恒は拓郎とともにさとみの生活をのぞくことに。そこで人間の表と裏を直視した恒は、本当の自分を取り戻す。のぞくことによって現実の中の本当を見つけることができると知った恒は、拓郎とともに「のぞき屋」をはじめる。そこで、変態男に狙われているいづみと出会う。変態男を運命の恋人と信じていたいづみであるが、ついには変態男の正体を知る。そこでみせた恒と拓郎の連携が、いづみを変態男から守る。●登場人物／東恩納恒（大学生。さとみに疑いの眼差しを向ける。）、白石さとみ（恒の彼女で、通訳を目指す大学生）、謎の男（のぞき屋。恒をつけまわす。）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ｑ]

リミテッド 過去の自分を取り戻す。彼女の行動にはショックだけどテンポもよくて面白かった。

2021/03/02

[なつのおすすめあにめ]

これもぶっ飛んだ設定ですが、『殺し屋1』がぶっ壊れすぎているので今読むとインパクトは薄め。

2024/06/23

[あさひ]

のぞき屋創設！

2016/08/14

[縁日]

恋する青年、東恩納恒がのぞき屋である真仁亜拓郎と出会い、覗きを通して変わっていく話。偏執的な真仁亜に対して、あくまで卑に染まらないというスタンスである東恩納のコンビが爽快。新のぞき屋は本作のエッセンスを更に深化させられてはいると思うが、単純に続きが読みたいのはこっちかな。

2016/07/27

[千利休]

人の愚かさを繰り返しえがいてきた山本の代表作的扱いだが、そこまで優れているとも思わない。

2021/03/11