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出版社内容情報
人間離れした力を持つ少年、ランポがジェファン神国から逃れてきた巫女、ヨシノを助けたことから、神国軍と戦うことになる未来派冒険活劇。
●あらすじ●超人的な身体能力を持つ少年、ランポはさらわれたヨシノを取りもどすべくジェファン神国の首都、統京を目指して旅を続けていた。途中、ツクヨミのところに立ち寄ったランポはローズと出会い、格闘術の手ほどきを受ける。ローズはランポの熱い心に興味を引かれ、ヨシノ奪回の旅に加わることにした。そのころ、ヨシノは神国のある屋敷にいた。ここでヨシノは当代の巫女、シロタエ媛に出会う。シロタエ媛は自分の後継者であるヨシノを暖かく迎えた。一方、ランポとヨシノを引きはなした張本人、ヤスミ総理はえびす区長との会見で、夢界島の電力の30パーセントを本土に送ることを要求。秘めたる野望をいだくヤスミ総理のねらいはいったい? そして、ランポとヨシノは再び会うことができるのだろうか? ▼第7話/貴人と刺客▼第8話/賢明と暗愚▼第9話/山と川▼第10話/聖と俗▼第11話/本土と離島▼第12話/陰謀と予兆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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2
<風使い(セラフィック)>の少年ローズが登場し、主人公ランポのライバル然とした存在として描かれる。第8話と第9話を境に、月刊コロコロから別冊コロコロへと連載が移行し、ストーリーがより本格化し始める。また、「人造人間」「ロボット」「巫女の神託により最新テクノロジーを有する国家」といった設定がこの巻で一通り出揃う。太陽系十二惑星の重力波を用いた<公転発電機(カレンダードライブ)>、神からの託宣を、巫女の脳を通じてデジタル信号化し転送・記録する<巫術>システムといったSF設定もノリに乗ってくる。2012/06/07
小川一輝
0
一巻の時点で少年→青年化してたランポが再び少年化している(笑) 風貌から読み取れる登場人物のエイジングが曖昧な所に作者の世界観と連載誌との葛藤を読み取ってみる。SF設定に日本古代の要素をミックスして水上バイク登場して巨大ロボットと青年が好きそうな要素全部乗せだけどやっぱり中心となる軸はボーイミーツガール。個人的に少女より女性(とくに身体の肉感)または少年より男性(の深慮な顔)を描いている時の方が筆がノッている。2017/08/24