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出版社内容情報
●あらすじ●創世セットを使い、夏休みの自由研究に自ら神となって地球を創ることにしたのび太。そして、それに協力するドラえもんとしずちゃん、共同研究をのぞむジャイアンとスネ夫が加わって、五人は地球の歴史と人類の発展など、さまざまなことを学んでいった。その後、ジャイアンとスネ夫がさぼり、三人だけで自由研究を進めていたとき、のび太たちは驚くべきことを発見する。虫さされだと思っていたのび太のお尻の傷は、じつは虫でもトゲでもなかったのだ。虫メガネでのぞきこんで見た結果、小さいながらもしっかりと加工された矢が、のび太のお尻にささっていたのだった!! 高度の文明と頭脳を持った小さい生物の存在に動転するのび太たち。はたして、のび太の地球にいったいなにが起こったのか!? そして、さらに海で遊んでいたジャイアンとスネ夫が、とつぜん、何者かにさらわれてしまった!! 創造力と独創性を刺激する大長編シリーズ第15作!!
藤子・F・ 不二雄[フジコ エフ フジオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
89
創世セットで作ったのび太系統と出木杉系統が一緒に世界を救うというちょっと変わった話だった印象。しかし夏休みの宿題でこんな自由研究だして先生に信用されるのかな?2014/09/05
海猫
68
ひみつ道具・創世セットを使い、夏休みの自由研究に自ら神となって地球を創ることにしたのび太。F先生の短編に「創世日記」というのがあって、あれをドラえもん世界に持ち込んで長編化したような感じ。いつもの大長編のパターンと違って、のび太たちが直接大冒険するようなお話ではない。なので以前読んだときはいまいちな印象だったが、今回読み直してみると、とても面白かった。本当に神様になって人類の歴史を見下ろしたような気がしてくる。情報量が多く学習漫画的にも読めた。ところどころ民話や昔話的になるのも、長編ならではの幅広さだね。2021/01/31
山田太郎
24
長編書くのは苦手で行き当たりばったりで書いてるので、最後のつじつまがたいへんだと言われていたような気がしますが、そういう感じがする終わりだなと。だいたい最後解決するのはあそこだったりするので。ドラえもん金曜日から土曜日に変わってたいへんらしいが、録画とかできそうだし、ヤフーのニュースもあんまりあてにならない気がする。ニュース書くのもたいへんだなと。2020/03/15
結葉天樹
8
珍しくのび太たちがほとんど戦わない異色作。宇宙の誕生から地球誕生、進化の過程、九州邪馬台国説、昆虫人、地球空洞説など多くの学術的な要素が盛り込まれ、もう一つの地球を作るという創成物語。ほんのちょっとした要素で進化したりしなかったり、文明が生まれたり災害が起きたり、「のび太が作るものは~」と言及されてはいるけど本当に現在の地球が奇跡の産物だと感じさせてくれる。
果物牛乳2号機
7
小学生の頃に1番読んだドラえもん漫画。夏休みの自由研究で地球を創るという壮大な計画が面白くて大好きでした。今読んでみるとドラえもん映画の中でも特に異色な作品ですね。2013/09/21