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出版社内容情報
●あらすじ●ドラえもんたち五人が活躍する愛と友情がいっぱいの大冒険物語。のび太が偶然発見した化石の卵から、小さな恐竜が生まれた!! 名まえはピー助。とてものび太になついたが、ピー助のことも考え、のび太とドラえもんは、ピー助の仲間がたくさんいた時代、約一億年前の白亜紀にピー助を帰すことにした。途中、謎の黒い男が現れ、ピー助をうばおうとするが、なんとか切りぬけ、ピー助を仲間たちのいる海に帰すことができた。しかし、数日後、のび太とドラえもんは謎の黒い男におそわれたときの銃撃によるタイムマシンの故障で、仲間たちが存在しない別の海にピー助を帰してしまったことを知る。二人はしずちゃん、スネ夫、ジャイアンたちといっしょに、故障中のタイムマシンに乗りこみ、ピー助のもとへと急行した!! はたして、のび太たちはピー助に会えるのか? そして、謎の黒い男の正体は? 大長編ドラえもんシリーズの記念すべき第1作!!
藤子・F・ 不二雄[フジコ エフ フジオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
93
しずかちゃんのお色気シーンに笑った。しかし悪者は2314年から来てタイムパトロールも同じ年に来たのかな?ぴーちゃんのその後も知りたいな。2014/08/13
海猫
81
大長編ドラえもんシリーズの第1作。子供の頃、別冊で一気読みしたときのワクワク感は半端じゃなかった。短編バージョンに後日談をつけて膨らませるという構成も良かったね。普通にタイムマシンで帰れないとか、白亜紀だから使えるルートがあるなど、きっちり理由付けを押さえているのがSF的に丁寧。広がる背景や巨大な恐竜の描写に気合いが入っていて、F先生がノッてるのが伝わる。コマ割りも大胆な見開きページがあってスペシャル感があった。冒険場面も多くハラハラする。しずちゃんのシャワーシーンが何度もあって、違う方向にもサービスが。2020/12/23
鷺@みんさー
46
いわゆる「映画ドラえもん」の記念すべき第一作。端的な感想としては「ピー助かわいい」につきるんだけど、色んなエッセンスが詰まってるなぁと。自分に頼りすぎるのび太の独立心を養おうとするドラえもん。子どもたちの冒険の中で、ドラえもんはいつでも「引率者かつ保護者」なんだなぁと、子ども時代には考えたこともない感想が浮かぶ。常にしずかちゃんを守ろうと奮闘するのび太はいい男だと純粋に思う。話がシンプルで分かりやすい。ペットとの別れは本当につらいと思う。こうしてのび太は大人になっていくんだね。しんみりきゅん。2019/03/18
山田太郎
25
短編引き延ばして長編ですが、これは傑作。最後はあれが出てきて解決するのは初めからですが、ラストの日常生活への戻るのが、なんともよい。もうすぐお盆のお団子ができるかなと。しかし、台風どこ行くのかな、狂ったように雨降ったり狂ったように暑かったり狂ったように台風くるしどうにかならないのか異常気象。2019/08/13
RX78
23
何年経っても色あせない名作。子どもの頃、読んだなー。今の娘と同じころの作品なんだ…。また、映画も見たくなった。2021/01/11