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出版社内容情報
●あらすじ●今回の舞台は海底。海底へ遊びにきたドラえもんたち仲よし五人組は、チョモランマと富士山を足した長さの海溝を下ったり、口の悪い水中バギーに乗って、海底ドライブを楽しんだりと、大満足のキャンプになるはずだったのに、とつぜん、現れた海底人によって、ドラえもんたちは一瞬にして囚われの身に!! なんと海底には高い文明を持つ海底人の国、ムー連邦があったのだ! 海底人のやさしい少年、エルからくわしい話を聞いたドラえもんたちは、ただただ驚くばかり。ムー連邦の首相は、この国の存在を陸上人からかくそうと、ドラえもんたちを一生国内に閉じこめようと考える。そして、国境を無断で越えれば死刑になると知りながらも、脱出を試みるドラえもんたち。はたして、無事国境を越え、再び陸上にもどることができるのか!? 海底人の追っ手が猛スピードでやってくる!! にげきれるのか、ドラえもん!? 大長編ドラえもん激動の第4作!!
藤子・F・ 不二雄[フジコ エフ フジオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
103
海底に纏わるいろんなネタを混ぜてあって、面白く読めた。しかしお化けイカはなんだったんだろ?2014/08/13
海猫
79
大長編ドラえもんの4作目は海底の冒険。短編「海底ハイキング」を膨らませたような作品。まずは前半のみんなで海底キャンプしている様が楽しい。深海の描写が細かくて臨場感あり。一方でさまよう幽霊船が出たりミステリアス。人工知能搭載の水中バギーが段々と人間味を帯びてくるあたり、ドラマとしても伏線としても効いている。後半の鬼岩城潜入作戦に入ってからは展開がサスペンスフルに。最悪の状況での意外なキャラの活躍には息を呑むし、哀切で泣かせられた。内容にしっかりとした文明批評もあり、またしても質の高い作品が読めたと感じます。2021/01/01
鷺@みんさー
46
子どもの頃、これのファミコンゲームが怖かった。難易度高いし。改めて読んでみた。面白いなぁ。深海魚とか、さりげに描かれたやつもみんな、実在の子たちで深海魚スキーな私はきゅんとする。大人になってから読むと、いろんな知識がこんな風に使われてるのかって感心するよね。ただ、面白さを詰め込みすぎたせいで、肝心の鬼岩城からのクライマックスが、いくらなんでも巻きすぎです(笑)映画ではちゃんと配分されたかなー?2018/08/21
ぼりちゃん
31
今年のドラえもん誕生日にはこちらをチョイス!母が子どもの頃に見たドラえもん映画の中では一番好き。バミューダトライアングルに、ムーとアトランティスの冷戦を感じさせる設定はミステリー要素強め。ジャイアンとスネ夫の深刻なピンチ、海底人の不気味さ、のび太への死刑宣告など、子ども心に怖さを感じさせるのか一緒に読んだ息子も息を詰めるように読んでいた。そして、何十年経って読んでもバギーちゃんの勇気あるシーンにはグッとくる。ネジ1本で涙を誘う演出はドラえもん名場面の1つだと思う。 ん〜やっぱりドラえもん大好き♡ 7歳2022/09/03
山田太郎
29
ラスト泣けるなと。年取ると涙もろくなります。屈指の名ラストと思うけど。伏線効いてるし面白い。珍しくあれが出てこないというか印象が強すぎるせいなのかと。テキオー灯24時間と思いますが、最後はなんかそれ以上の効いてる気がするけど。2019/08/13
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