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出版社内容情報
チェロの音が紡ぐ、天才と凡才の物語
海難事故に遭い、暗い海原を漂い、死の淵にあった郁未。彼を岸まで導いたのは、鉄雄が弾くチェロの”音色”だった--。
鉄雄の家で暮らすようになった郁未に、鉄雄がチェロを教え始めたことで、少年たちの未来が大きく動き始めたーー!!
穂積[ホヅミ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
99
海辺の小さな町でチェロを弾く少年・鉄雄と海難事故に遭い家族を亡くした少年・郁未が出会って始まるお話。天賦の才を持つものの無邪気さが…悪意なんてまるでなければないほどその差を見せつけられた側には残酷。続き…気になるけど読むのが怖い気もする。2017/10/12
masa@レビューお休み中
93
もう、穂積さんの作品は読まないと思っていたのに、読んでしまいましたよ。しかも、冒頭からグイッと引き込まれて、そのまま穂積ワールドにどっぷり浸かってしまいました。いいなぁ、ネガテイブ満載なキャラ。認めて欲しくて、認められなくて。仲良くしたくて、仲良くできない。小学生でチェロを本格的に始めるというのは、そういう普通の遊びや楽しみも奪われてしまうということ。そこを覚悟してでも続けるという決意。一人でいることを余儀なくされた鉄雄は、郁未という存在を見つけて喜ぶ。でも、その喜びは長くは続かないのだから皮肉なものだ。2018/02/07
英知@マンガ専用
77
穂積先生の新作!今度はチェロか!先生の引き出しすごいなぁ。これまで一人でチェロを弾いてきた鉄雄。彼の元にやって来たのは、ハーフの少年・郁未。海難事故に遭い、鉄雄のチェロの音によって助けられたからか、郁未の鉄雄への依存がちょっとすごい;少し離れるだけで、あの焦り方だもん。しかし、最後の展開切ないよ!これまで鉄雄といた時は、無意識のうちに才能を抑えてたのかな。郁未の無邪気な笑顔がまた><「お前を孤独にしない」と言った郁未が、きっと鉄雄を孤独にしていくんだろうなぁ。続き早く!次はもう高校生位に成長してそうだなw2016/12/18
exsoy
59
やけにベタなところで来たなーという印象。秀才と天才の差を痛感するのはよくある展開だが、これから何か引っくり返るのかな?2017/01/09
じぇりい
44
田舎の漁師町に住むチェロの天才少年とその音に導かれたもうひとりの天才?少年。ふたりの才能と嫉妬と憧れと成長の物語になるのかな?先が気になる。このお話はもしかして小説「船に乗れ!」の表紙絵がきっかけなんだろうか?それとも偶然なのか?思わず深読みをしてしまう自分がいる。2016/12/13
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