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出版社内容情報
婆さまと鈴子の物語、ついに完結!
筋の通った婆さまの生き方に憧れ、彼女の家に間借りしている鈴子と
婆さまの孫・明。
結婚を控えた2人の前に、次々と難題が立ちはだかり・・・!?
大人気シリーズ、ついに感動の完結巻!!
本誌掲載で話題を呼んだ、長編よみきり「出会った頃は」も同時収録!!
吉村 明美[ヨシムラ アケミ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徳浄さん
11
半年に一度の読み返し本。ついに最終巻。吉村さん、こんないいお話を作ってくれてどうもありがとう。次はどんな本が出来るのか。いつまでも待ちますから、ずぅっと描いていてくださいね。『出会った頃は』も素敵なお話でした。2017/01/30
へへろ~本舗
8
うあああ〜、最終巻だぁ〜!よかったぉ、最終話が読めて。ここまで来るのに9年!吉村先生が体調崩して休載したこともあって、最終巻読めないかと思ってた。大団円だし、今回も某国旅行者の批判が入っていて相変わらずの吉村節。そして後書きでは次のシリーズも準備中とあったので、また楽しみが増えた。嬉しいなぁ。2016/06/11
波多野七月
4
吉村明美という漫画家を、私はことのほか愛している。『麒麟館グラフィティー』で有名な著者だが、その作品群の中でも『薔薇のために』がとびきりに好きだ。人間へのまなざしやその描き方に定評のある実力派でありながら、ある意味「知る人ぞ知る」な書き手なだけに、最新刊が9年ぶりに出ると知って、喜びより驚きの方が大きかった。まるで変わらないその世界観に安堵し、そして最高の最終回と巡り会えた。次のシリーズの準備をしているという話に、「まだ読める」という歓びにふるえる。いつか、この人の描かれたものをまとめて読み返したい。2016/06/25
銀
2
とりあえず、大団円。婆様の死とかで終わらなくて良かった。ついでに再読したら、長い期間だったのでかなり忘れてた。ご近所トラブルや常識ハズレ自分を正しいと思っている人々との間で自分をしっかり持つ事やただの良い人の悪やら、いろいろ含まれていた内容だったのだなと再感動。しかし、あの婆様に育てられていて、ろくな子供達がいないのね??2016/06/30
dirae
2
完結おめでとうございます。最後の方がバタバタして、「もしや圧力でも?」という気もしましたがw 体調や年齢のこともあって、身を削るように作品を書かれているのでしょうが、今後も頑張っていただきたいです。 「曲がったことが嫌い」で「弱者に目が行ってしまう」 この方の漫画は、以前からずっとそう。すずめの姉のような強烈な個性な人、凡百の漫画なら退治されてオワリ、だろうけど、そうじゃないところがいい。2016/06/15