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出版社内容情報
奈々巻かなこが贈る、摩訶不思議な物語!
どこへでも お連れしますよ この俺が
男の名は”地図屋”。
生者と死者が行き交う町、”あめの町”に住む
”地図屋”は、どんな時代、どんな場所にも行ける地図を
扱っている。
彼の元には、行くべき場所を見失った
さまざまな人が訪ねてきて・・・。
「猫町 港町」で好評を博した
奈々巻かなこが贈る
摩訶不思議ハートフルストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
62
天国に近い街で暮らす地図屋、ちょぴり不器用でクールな彼の仕事は、迷い子たちに地図を書いてやること。それは天国に繋がる道というわけでもなく、迷い子が行きたい場所への地図。彼の店にいる黒猫(もと人間)とはわけありらしく・・・。姿形では判別はつかない街では、裸体びしょ濡れの青年(迷い犬)だったり、飼われていた為航路を見いだせない渡り鳥がいたり。現世にも出没できる地図屋の前に現れる者たちとの短い触れあいが暖かい。続編も読みたいな。2023/02/19
exsoy
36
すべての道は地図屋に通ず。こういう優しい不思議系は好み。2017/05/09
ぐっち
26
生者と死者が行きかう町で、迷子(犬・猫・大人含む)が行くべきところを探してくれる地図屋。あーもー奈々巻さん、今回もやさしいですね。ジェイソンもクロマメもかわいい。続きもあるといいな。2014/08/23
IENEKO
10
この作家さんの話は初っ端の好感度がいつも低い。その後じわじわと上がっていきます。猫びいきな地図屋さん、素敵です。2014/08/18
ハルマル
6
お客を行きたい場所へ連れていくことのできる地図屋。奈々巻作品、やはり人生観が深い。そして不思議な世界観も自然に納得できる説得力。2017/05/13