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出版社内容情報
生きること、愛することの意味は!? セルジュとジルベールを通して、壮大なテーマに挑戦した、大長編の人間ドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙（サードニックス)
44
図書館本を全部読んでしまったので、10代の頃に読んだ本を引っ張り出してきました。この作品は当時としてはかなり冒険だったと思います。子供心にもドキドキしながら読みました。セルジュとジルベールとの出会い。当時はこれからこの二人がどんな風になっていくのかの想像もつかない世界観に圧倒されていました。今読んでみてもかなり濃厚な表現ですね。順次続きを読んでいこうと思います。2020/01/22
カキ@persicape
14
【ちと長い】匂う作品を例にあげ「これはBLですか？」と読友さんから聞かれるようになった。「これはミステリですか？」と同じ種類の問いだと思う。後者はミステリですねと客観的に宣言できるが、前者は読者の腐り具合により異なり主観的にならざる得ない。その問いに対し、私は言葉に詰まってしまう。なのでBLたらしめるものは何か？という事をずっと考えてきた。今回『風と木の詩』を読んで間違いなくBLだったので衝撃を受けると同時に、これは「今の」BLでないとはっきり突き放し断言する自分がいる。無論、私は古臭く時代遅れだと中傷→2017/12/05
北風
13
電子書籍。最初から読者の心臓わしづかみな展開！？ んが、なかなかめん、どく、さい！？ 恋愛漫画を読むのに、耐性がないからか？ 少女漫画は読んでるつもりなんだけど、ちはやふるとか、スポ根だもんな～。恋愛のほうがおまけ？ ここまでがっつりシリアスだと、そっち方面の読書経験が必要なんかな？2017/12/03
tomoaki
10
何年振りかの再読になります。その昔、ＢＬというジャンルがなかったころ、衝撃とともに貪り読みましたが、久々に読み返して、懐かしいコマや忘れがたいセリフがそこここに散りばめられていることに自分でびっくり。あの頃、どんだけ夢中で読んだのか^^ あとがきを今は亡き寺山修司さんが書かれているのも感慨深い。2010/09/14
noémi
5
冒頭のページから！竹宮先生、すごい勇気ですね！ でも性は文学は避けては通れない道だし。インスタがある現在ならともかく、西洋が遠い遠い国だった頃、これを描いたことに驚いてしまう。セルジュのまっすぐさが胸にキュンキュン来ますね。ジルベールは統合失調症としか思えないけど…。やはり竹宮先生は少女漫画でしょう～。2018/04/15
