サンデーうぇぶり 少年サンデーコミックススペシャル 漫画学科のない大学 〈１〉

ゆずチリ

小学館（2018/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 189p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091286307
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

実録！東大生…漫画家を目指す！

春―――見事に最難関・東京大学に合格した男、くずチリ。
彼の将来の夢は、官僚になることでも、大企業に就職する事でもない。
彼の野望はなんと……「漫画家になる」こと！？！？

【編集担当からのおすすめ情報】
東大出身漫画家、ゆずチリ先生！…が、自身が漫画家になるまでを描く、
ほぼ実録な、漫画家サクセスストーリー！！

ゆずチリ［ユズチリ］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

（でも本当によかった。東大に受かったということは…つまり僕は…もう一生勉強しなくていいんだ！）合格発表の場で、アメフト部に胴上げされながら、そんなことを考えている男・くずチリが主人公。くずチリの目標は「漫画家になること」。東大まんがくらぶに入ってバリバリ漫画を描き、サークル内ライバルと競い合って！という話では勿論なく、漫画新人賞と大学受験の共通点、雑誌の読者層によって「絵の仕上げ方」に違いが出てくる等、情報やテクニックも 出てきますが、ガッツリした感じではなく、ゆる～い感じで展開していきます（続く

2019/09/05

[イーダ]

頭の中に女子高生を飼っているあたりでどうかと思うが、漫画を思いっきり書きたいが為に東大にまで入ってしまう主人公はかなり凄い。が、その凄さが全く出てこないのも凄いｗ　ゆるゆると漫画家を目指す少年を描いてくれているので、ゆるゆると続いて欲しいです。

2018/10/18

[紫雲寺 篝]

「この漫画は漫画家を目指す男が大学に通いつつ漫画家を目指すという漫画ですが、扉絵には女子高生を描きました。」「こうしてくずチリはスペイン語の単位を授かった。他の単位は落としたが、スペイン語の重みに比べればたいしたことではない。」「キリがないんだよ。将来役に立つかもを理由にしていたら。」「もしかすると僕は、下手くそなボーカルでバンドを組もうとしてたのかもしれないな。」『忍者シノブさんの純情』作者、『ふたり生徒会』原作のゆずチリが描く実話ベースの漫画家を目指す漫画。漫画・特撮のネタを仕込みつつ安定して笑える。

2018/10/12

[Ex libris 毒餃子]

東大卒の漫画家というと、砂先生が有名ですが、この作者も東大卒(？)。東大生をしながら漫画家を目指すのだが、漫研の緩さや学生生活もあってなかなか面白い。イマージナリーJKとの掛け合いで独白ではない形式で説明していくのはなかなか独特。 スペイン語の大仏先生のお言葉が本当にありがたいです。本巻の1番の見せ場です。さすが、東大！

2018/10/28

[オノーリョア]

ゆずチリさん東大卒だったのかぁ。どっちかというと漫画家を目指す物語で東大はふりかけみたいなものですね。合格判定は言い切り過ぎだと思うが。ところどころゆずのキャラが出てくるけど、こっちが主人公かな()。大仏先生まだいらっしゃるのかな、こういう人が一杯いてほしい←。心やさしきお客さん可愛い。まぁ俺は東大目指してはいないんだけど、そういうの関係なく楽しめるとは思う

2019/01/02