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出版社内容情報
圧倒的反響の施設内虐待編スタート
「信じられる大人なんて、いるわけないじゃん」
親からの虐待などが原因で、児童養護施設「仁籠院」で暮らす3人の少女。少女たちは、施設内でも院長らの暴力に苦しんでいた。平穏な暮らしを取り戻すべく、勇気を振り絞って虐待を訴えた少女たちを待っていたのは…?
この『施設内虐待編』は1990年代に、とある児童養護施設で起きた実際の事件を基に再構成しました。今回、当時の関係者に改めて取材を行った上で漫画化したものです。この巻では、第5話(全8話予定)まで掲載されています。
【編集担当からのおすすめ情報】
今エピソードで描くのは、立ち上がった少女たちの”勇気”です。
児童福祉法改正の契機になったとも言われるこの事件には、施設の子どもたちによる心の叫びがありました。そんな少女たちの奮闘を描いています。
第1話 脱走 …3
第2話 エスカレート …45
第3話 行動 …75
第4話 届いた想い …111
第5話 再燃 …135
夾竹桃 ジン[キョウチクトウ ジン]
イラスト
水野 光博[ミズノ ミツヒロ]
著・文・その他
小宮 純一[コミヤ ジュンイチ]
著・文・その他/企画・原案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
44
今回のテーマは、「児童養護施設内の虐待」。読んでいて、非常に気分が悪い。でも、じゃあ施設内の職員が悪い、傷ついた子ども達にきちんとケアをと、唱えるのも何か違う。児童養護に限らず、介護や障がい福祉などの対人職は、心身共にすごくしんどい。情熱で無条件にケアをなんて綺麗事で片付かない。十分な賃や報酬と、環境と、ちょっとした周りからの理解を。どうなれば、「虐待」なのか、対人職の身としても、イチ人間であり、親である身としても、読まなきゃわからないし、知れもしないと改めて実感しました。☆3.52020/06/25
Die-Go
31
施設内虐待について。子どもにとって最後の砦とも言える施設において、守られるどころか、躾と称して虐待が行われている。決して許されるべきことではないが、回りの大人も積極的には動いてくれない。どのように解決したらよいのだろうか。★★★★☆2022/01/27
海(カイ)
10
施設内虐待編。実際に起こっていたことを元に書かれているが、これは酷すぎる。2018/10/02
ネギっ子gen
7
「施設内虐待編」スタート。「あとがき」にあるように「こんなひどい施設も昔はあった」。有名な「恩寵園事件」だ。この「あとがき」の記述に共感した。<残念ながら現在の規定では「第三者による検証」「検証結果の公表」「加害行為を行った施設職員らによる子どもへの謝罪」などは明示されておらず不十分。/今回の漫画化にあたって、久し振りに当時の子ども4人に会い、改めて取材。関係者にも当たり直しました。揺さぶられた言葉/「今でも私たちは謝ってほしいと思っています。間違ったことをしたら、大人は子どもにちゃんと謝るべきです>。⇒2020/03/26
糸文
6
★★★★☆ こんな養護施設あるなんて、、、色々腐ってる、、、2023/06/05