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出版社内容情報
モテる為にカッコつける保安官の西部喜劇!
「恋?愛?興味がないな」
…嘘だ。本当はモテたい。切実に。
強き者が掟であった頃、西の荒野のどこかで。
全ての犯罪者が最も恐れる保安官がいた。
彼の名はエルモア・エヴァンス。
超一流、西部最強のガンマンでもある彼は、モテたい。
幼少時から女性にモテたいと強く願い、
「ガンマンはイケてる」という(時折ゲスな)父の教えを学んだ。
だが未だに、恋人いない歴イコール年齢。
女性の前でついカッコつけてしまう彼は、モテないこともないのだが、絶妙にうまくいかず、今日もモテる為に、祝福なき死闘を繰り広げてゆく。
だが彼の近くには、オークレイという賞金稼ぎの女性がいる。
エヴァンスのライバルで超一流の銃の腕前を持つが、
射撃一筋でまともな恋愛経験はない。生娘である。
お互いに相手が気になりながら…
「まあ、向こうにその気があれば別だけど」と思っているがっ!?
【編集担当からのおすすめ情報】
西部最強の保安官。超一流の銃の腕前。
でも悲しみの弾丸がいつも撃ち込まれ、ハートは傷ついてばかり。
そんなエヴァンスと、意外に似た者同士の女性・オークレイの物語です。
殺意と血煙が渦巻くハードボイルド西部劇のように見えて、
(実際、モノローグを全て飛ばすとそう読むこともできます)
恋愛にウブ、でもプライドが邪魔する男女の恋愛喜劇を
楽しんで読んで頂けますと幸いです!
栗山 ミヅキ[クリヤマ ミヅキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
54
無料本。読友さんに教えていただきました。ーー笑った、すっごく面白い!! 周りからは一流とみられる保安官エヴァンス。しかしその内面は、恋人ない歴=年齢 のモテたい想いをこじらせた男……「『ガンマンはイケてる』この世の真理だ…」という父の教えを受け、今日もクールに迷走中。面白すぎる、既刊買ってくる!!2019/01/28
紫雲寺 篝
13
表紙のワイルドな女性に囲まれている男が主人公。こんなシーン、作中で一度足りともないのだが。主人公エルモア・エヴァンスは凄腕の保安官。だが、一方で単純にモテたいという願望の強い男である、というコメディ。モテるため、かつての父親の言葉に従って行動する彼は、クールで冷徹でカッコいいのだが、美味しい所を必ず逃して結果女性とも距離を取った関係に落ち着いてしまう。葛藤→父の言葉を想起→カッコつけた台詞→女性が感銘を受ける→ナレーターがエヴァンスの真意を語る、がテンプレ化していて、毎回しっかり楽しめる。こういうの好き。2017/09/16
コリエル
11
サンデー6大新連載で最も雑魚という前評判を覆し、表紙すら掴んだ超新星保安官コメディ。ポーカーフェイスを装い鉄の保安官を演じるのは、何もかも全てモテたいがため--。吹き出しのツッコミがちびまる子ちゃんを思い出させて懐かしい気持ちにさせる、安心して楽しめる漫画。2017/09/20
瀬谷
10
モテたいがゆえに保安官になったエヴァンスの空回りが最高。腕利きなのに心の声が残念で憎めない主人公で、見ていて心地良い。お父さんのモテ格言の引き出しの多さも面白いし、ナレーションのツッコミも秀逸。2020/09/27
RE:PIRO
10
絶妙な間をもつギャグ漫画。1話1話のテンポが軽快でいい。「女性にモテタイ」というのがストーリーのメインボーンなのに不思議と下ネタ無しで成立しているため、安心して女性にもオススメできる。アニメ化したらナレーションをキートン山田あたりにやってもらいたい。本人モテナイと思っててもその実モテテルのは漫画の王道。本人モテナイと思ってたらほんとにモテナイのは現実の王道。2017/12/09
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