少年サンデーコミックス こわしや我聞 〈３〉

藤木俊

小学館（2004/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 196p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091271433
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

普段はビルや家屋の解体をしているが、依頼があれば政府・企業の手に負えぬ巨悪すらも破壊する！　高校生社長・工具楽我聞がすべてを壊す、衝撃のクラッシャー・アクション!!

"▼第19話／交渉▼第20話／水刃▼第21話／我聞VS國生さん!!▼第22話／働く夏休み▼第23話／こわしや見参▼第24話／名物にうまいものなし▼第25話／怒拳爆発！▼第26話／それを言っちゃあおしめーよ▼第27話／すれ違い▼第28話／新しい絆●主な登場人物／工具楽我聞（御川高校2年生にして、代々続く解体業「工具楽屋」25代目社長。一族に伝わる""工具楽仙術""で、あらゆるモノを破壊できる）、國生陽菜（「工具楽屋」社長秘書兼経理部長。我聞と同じ御川高校2年生）●あらすじ／特殊開発された科学スーツを着た男・ジャンゴウを見事倒した我聞。だがその隙に、國生と優が黒幕のグラサン男に拘束されてしまった。男はスーツに装着しているデータパックと人質の交換を約束したが、結局解放されたのは優だけ。しかも去り際に、スーツの機密保持のため、気絶しているジャンゴウに時限式爆弾をセットしていく。ビジネスのためなら仲間も見殺しにするグラサン男、許すまじ！（第19話）●本巻の特徴／夏休みもバリバリ仕事の我聞と陽菜。だけど、会社関係者のユンボが盗まれて、ATM強盗の犯罪に使われちゃって…。果たして我聞は、職人さんの大事なユンボを壊してしまうのか…!?●その他の登場人物／中之井千住（「工具楽屋」専務。現場と経営の両方を取りしきる、社の生き字引）、森永優（「工具楽屋」技術部長。英国の大学卒のエンジニア）、辻原蛍司（「工具楽屋」営業部長。破壊依頼の窓口的存在）、静馬さなえ（静馬仙術・元21代目当主。""水""を操る仙術使い） 、保科ますみ（父の形見のユンボを操る職人。元ヤンキーで気が短い）"

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[maito/まいと]

色々この先に不穏な空気を感じながらも、補習やら夏休みやらと学生っぽいイベントは目白押し。そして問われる「壊すべき物」。ーこわしやとしては壊すことを、そして社長としては活かすことをーそんなメッセージが込められているような気がした。さらには国生さんと我聞との間で（国生さんが作っていた）家族という隔たり。仕事と恩義で距離を作ってきた国生さんが、（望んでいた？）つながりで我聞たちとつながっていく展開は、ベタだけどグッときますね。それにしても会計事務がほぼ国生さん一手だなんて、この会社大丈夫か（爆）

[まき]

我聞は心が広いな。立派な社長であり長男だ。

2012/12/07

[KUU]

国生さんのグダグダって前にもやってなかったっけ？

2012/10/08