- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 小学館 少年サンデーC
出版社内容情報
萩原兄弟、道場六三郎、明石康… 夢を追い、夢を叶えた男達のドラマを、熱い筆致で描き上げた、感動のノンフィクション・コミック!!
▼白球、夢に届け!!/日高中津分校物語▼遥かなる宇宙へ/国産ロケットH-II
●主な登場人物/垣内邦夫(日高中津分校に赴任してきた教師。高校野球の名監督)、五代富文(日本初の国産ロケットH-IIを開発した人物)
●あらすじ /昭和59年、山あいの中津村は過疎化の波にさらされていた。当時村役場の課長だった井原は、村おこしの一環として分校に硬式野球部を作ることを村長に提案。要となる野球部の監督には、その春分校に赴任してきた垣内が選ばれた。だが、垣内は分校の生徒達の無気力ぶりを目の当たりにし、厳しい高校野球の指導は到底無理だと考えていた。そんなある日のこと、垣内は井原に招かれ、村の有力者で分校のOBという人物と面会する。生徒数の減少のため分校が廃校の危機にあることを聞き、動揺する垣内。決断を迫られた彼は、先ず軟式野球部員と話し合うことにするが…▼1994年2月4日、日本初の純国産ロケットH-IIが無事打ち上げられた。種子島宇宙センターでロケット打ち上げを見守っていた五代は、ため息とともに椅子に腰を下ろす。机の上のペンにふと目をやった彼は、数十年に及ぶここまでの道のりを回想するのだった。