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出版社内容情報
今回向き合う相手は犬ではなく飼い主!?
学生が無償で犬たちを保護し世話をする。
その名も『犬部』。
彼らに365日休みはない。
今回訪れたその現場の惨状たるや!
典型的な多頭飼育の崩壊を招いていたのだった!
飼い主の無知と無責任が
「犬部始まって以来の非常事態」にまで発展!
極寒で体力も時間もない中、
彼らが行った壮絶ミッションとは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
えっ!?終わっちゃった…。でも、待ち時間を充実したものにしてくれました。ここで登録しようと調べていたら、犬部が実際に北里大学に存在していたと知り仰天。…以前、日大に仕事でお邪魔した時、生徒たちが丁寧に作った発泡ハウスに猫がぬくぬくしていて、学生さんが「避妊も済んでいるんですよ」と胸をはってらしたのを思い出しました。2022/08/12
陸抗
17
最終巻。大学教授の「進んで命を奪いたい者など、この場に誰一人としていない…!」に苦しくなった。なら他の方法を模索しないのか、とか。内部事情を知らない人間が、偉そうな事は言えない。けどもし、自分の飼い犬が迷子になって、どこかの大学で実験に使われ安楽死させられたと聞いたら、発狂するかもしれない。多頭飼いの惨状は、ニュースで見る程度で詳しくは知らなかった。おばあちゃん1人で35頭の世話は無理だよ。犬の幸せの為には飼い主の幸せも必須なら、周りの協力がなければ厳しい。犬部はとことん付き合い、幸せのお手伝いはした。2020/12/02
書の旅人
8
残念でならない…。この巻でおしまいとは…。犬の一生は、飼い主で決まると言われるように、自分もそれなりに経験をつんできたし、人間の身勝手により、命を落とした犬も見てきた…。後4年…。その日を目指して出来ることを成す。2016/04/23
johnta_rou
7
人が動物に出来ることは何か。百田が起こしたアリスのような奇跡だけじゃない、シロと共に歩もうとする誠司や地道に出来ることをする犬部の皆の活動が世の中には必要で、でも現実は難しい。「助けたい」「逃げたくない」犬たちの為に難攻不落な高城城に挑む2人、そしてバカが感染った赤木さん良い人!!犬っこ大好きだけど、老後の多頭飼育は気をつけよう。削った2ページが気になる〜2013/07/24
瀧ながれ
7
こわいな、多頭飼育。三匹飼ってたとしても、また一匹落ちてたら拾うもんな。五匹飼ってたら捨て犬に遇わない、というわけにもいかないしな、拾うよな。…うちの場合は、どっちかというとねこだけど。ばあちゃんになっても、多頭飼育にならないよう、覚えておきます。いろいろ考える作品ですな。えーと、赤木さん大活躍の巻でした。お疲れさま!(もも先輩の猫背が好きだ)2013/07/19