少年サンデーコミックス 東京番長 〈１〉

鈴木けい一

小学館（1995/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091235718
• Cコード C9979

出版社内容情報

四日市（よっかいち）で番長（ばんちょう）をやっていた男、草上大樹（くさがみだいき）が東京のド真ん中にやってきた。ツッパリが全滅（ぜんめつ）した東京で、番長が暴れまくる新感覚（ニューウェーブ）ツッパリコミック。

▼第１話／番長上京！▼第２話／ツッパリの心得▼第３話／ニブイ奴！▼第４話／アブネー奴！▼第５話／悪巧み！▼第６話／スッキリしな！▼第７話／敗者の末路▼第８話／死の坂道●登場人物／草上大樹（四日市から東京・半蔵門高校に転校してきたツッパリ）、永井涼子（草上のクラスメイト。草上に好意を抱いている）、瀬・古川（草上の不良舎弟）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[地下鉄パミュ]

【田舎者と馬鹿にするんじゃねえ。俺は強えんだ！】現代の東京に似付かわしく無い田舎番長が東京に降臨。田舎番長にしたら全くの異世界だが、東京を番長色に染めるべく手始めに自分の通う学校の生徒全員をツッパリにしようと画策する。おかしなマニフェストを掲げる流石の田舎番長。ケンカは強いが東京のシティボーイにどう対抗するのか？東京者はケンカの強さより狡賢さが有って厄介。田舎とは勝手が違う。東京番長への成り上がり計画をどう完遂させようと言うのだろうか？全くわからないが、『俺は強え！強えから大丈夫！』この精神だけが頼り！

2025/05/23

[池野恋太郎]

再読。全巻読了済。 四日市から東京にきたヤンキーの漫画。初期設定の殴られた者はヤンキーになるゾンビみたいな設定が不必要で、後に足を引っ張ってしまった。内容はかなりベタだけど見やすい構図でサクサク読めるので、当時はわりと好きな漫画だった。ろくでなしブルースのパクリとか言われてたけど、どこがパクリなのかさっぱりわからなく、絵は下手だけどろくでなしより面白いと思う。作者は西森さんのアシスタント出身。

2019/01/16