ゲッサン少年サンデーコミックス とある飛空士への追憶 〈４〉

小川麻衣子/犬村小六

小学館（2011/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 183p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091231383
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

ひと夏の恋と空戦の物語、ついに最終巻！

シャルルとファナ。一介の傭兵と次期皇妃の許されぬ恋の行方は！？ゲッサン掲載時に大きな反響を呼んだ感動のシーンもカラーで収録！感動の最終巻！！

第16章:まばたきもせずに
第17章:覚醒
第18章:さよなら
終章

読切:8月の面影
読切:ひとかどのまちかど

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

最終巻。やっぱりマンガでも晴れやかな寂しさ。資料はファナの書いたものだろうけど、やっぱり会えなかったんだろうな。

2017/05/07

[とら]

完結。改めて考えてみるとこの作品って「海猫作戦」をしただけの物語である。大陸と大陸の間の海を横断しただけの物語である。大きな戦闘を二回、休憩を二回。でもこんなに惹かれる。長いことは勿論無く、短いとも思わない、絶妙な長さなのだ。まあ少しはこの先のシャルルとファナの行方を知りたいとは思うけれど…でも、もう知らなくても良いと思うのだった。（この先の作品を読めば何か少しは消息が掴めるのだとは思うけど…）金をばらまくカラーページは壮観でした。漫画版も名作でした。…後ろに掲載されている読み切り二編もとても良かった。

2014/10/06

[もずく]

１～４巻の全巻ほとんど一気読み。 ファナとシャルル。ラストは二人一緒にいてほしかった。共に未来を歩んでほしかったから切なかった。二人にあれ以外の選択はなく、あれ以上の別れもないとはわかっていたんだけれど。それに最初から「あまりにも切ないひと夏の恋と空戦の物語」ってあおり文句だったし。 身分差って本当に嫌だな。物語として惹かれるものもあるけれど、理不尽な恐ろしさが。 そして読者の私は最良の結末を考えて、二人に歩んでもらいたいと思います…！

2011/10/05

[ものくろ]

うぇぶり読み。圧巻のラスト。本音を言えば二人には一緒に幸せになって欲しかったが、身分の壁は越えられず。二人が前を見て選んだ道を、悔いのないように過ごせたことを祈るばかり。

2020/04/15

[しまりり]

漫画版も感動のラスト。もうシャルとファナが無理やり引き離されるシーンから最後にシャルが空で踊るところまで、感動しっぱなしです。巻中カラーで最後のシーンを書いてくれて大満足です。最後、ファナは一体どんな表情をしてたのか？とにかく感動でした。読み切りの方も個人的には好きな話なのでこちらも良かったです。

2011/09/17