感想・レビュー
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yumani
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先日読んだ『百年の子』の中の登場人物のひとり「佐野美津彦」は自伝的小説「浮浪児の栄光」を発表した佐野美津男氏がモデルと言う。彼の著作絵本であるこの作品にようやく出会えた。地元図書館の書庫、『寄贈図書』とあった。巻末の解説の中には「このお話が、雑誌『小学一年生』に発表されたとき、夢の研究所の電話番号をたよりに、たくさんの電話がかかってきたそうです」と書かれてある。今では考えられないこととはいえ「それも計算した上」だったすれば…。学年誌を創りあげてきた人たちの熱い想いが一層身近に思えてくる。2023/10/04
