出版社内容情報
共生社会にふさわしい特別支援教育
どの教室にも居るLD,ADHD,アスペルガーなどの発達障害児をどう支援するか…。2005年刊「<教室で気になる子>への手だてとヒント」に、共生社会にふさわしい「かかわり」の視点を大きく盛り込んだ改訂新版。
「支援の実際」の章では、「運動会でついていけない」「こだわりが強い」「離席や飛び出し」といった様子別に、なぜそうなるのか、個別にどういう手だてをとるか、クラス全体にはどういう手だてをとるか…を詳説して、現場の先生にすぐにわかる構成にしています。また、いま最も求められている「個別支援計画」をどうつくるか、どう生かすかにも紙数を割きました。
イラストたっぷり、見やすい構成です。
【編集担当からのおすすめ情報】
いろいろ「困った」ことのある子どもたちが、なぜそういう行動をとるのか、本人と周りにどういう手だてをとればいいのかが、イラストとともに、すとーんとわかります。
第一章 LD,ADHD,高機能自閉症児についての基礎知識
特別な支援を求める子どもたち 共生社会の特別支援教育
第二章 学校現場での具体的な支援の実践
出会ったときに:つまずきに気づく目
支援の実践(運動会でついていけない 学芸会が苦手 こだわりが強い
忘れ物が多い 計算することが苦手 一斉指示で行動できない 他)
第三章 ケーススタディと支援計画づくり