出版社内容情報
小学校の算数的活動の授業がすぐに分かる
今回の学習指導要領で最も重要なポイントは、算数的活動の授業をどのように行うかです。算数的活動とは、子どもが目的意識をもって主体的に取り組む活動です。つまり教師から一方的に支持される授業でなく、子どもが具体的な物を操作したり、行動したりする授業です。
指導要領には各学年別毎に、その概略が29例示されています(1~5年:各5例、6年:4例)。この29例すべてにわたり、全学年ともどのような授業が展開されるのかを図解で解説いたします。また理論編として、算数的活動を算数の年間のカリキュラムの中でどのように位置づけたらいいのかを解説しますので、算数のベテランの先生にも十分に参考となる内容になります。編著者として、平成教育大学教授の吉川成夫先生にあたっていただきました。先生は文部科学省の教科調査官・視学官として20年にわたり小学校の算数科をご指導されています。いわば算数科の20年の集大成となる本です。
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