出版社内容情報
東日本大震災から704日、明日への記録
東日本大震災から2年を迎える2013年3月。この震災を風化させないための一助になればと本誌は第2版を刊行いたします。天皇皇后両陛下が被災者の苦難の日々に寄り添われた全記録と、人々との交流をまとめたオールカラームック「東日本大震災185日 希望の記録『天皇皇后両陛下 被災地の人々との心の対話』」のごく一部を、その後の2011年9月12日から2013年2月11日までの両陛下の震災関連ご動静記録と、被災地の経過記録に差し替え、表紙等をリニューアルしたものがこの第2版です。
天皇陛下は昨年、東日本大震災一周年追悼式への臨席を強く希望し、間に合うよう心臓の冠動脈バイパス手術を受けたことが象徴するように、つねに被災地と向き合う人々に心を寄せ、皇后さまとともに行動されてきました。また、今年の新年一般参賀に至るまで、折々のおことばでも被災者への深い思いと復興への希望を述べられています。こうした記録や2012年の被災地再訪秘話を新規に編集していくことで、本誌の記録集としての意義を深めていき、復興への思いを新たにするきっかけにできれば何よりです。
02 天皇陛下のおことば全文掲載、04 はじめに、06 特別企画100人から両陛下へ「歩き出した私たちの今」、26 天皇皇后両陛下「ご動静とお気持ち」の全記録（2011・3・11～9・11）、34 天皇皇后両陛下 1都6県に及ぶお見舞いの旅路へ（宮城県、岩手県、福島県、千葉県、茨城県）、72 8月まで続いた避難所へのお見舞い、76 両陛下の平成24年ご動静 東日本大震災1周年追悼式と被災地再訪秘話、80 皇族方のお見舞いの記録、92 特別寄稿 被災地の703日「まだ遠い現実」、96 天皇皇后両陛下 おことばにされた深き思い
