出版社内容情報
明日の学校ですぐに使える、具体例が満載!
児童による暴力行為の発生件数はなかなか減少しません。学校生活で児童がキレそうになったとき、キレたときには、教師が子どもに対して適切な対応をしなければ、「クラスの荒れ」→「学級崩壊」につながりかねない事態となります。
その防止策として、教師向け「アンガーマネジメント」(感情理解)をここで紹介します。1.子どもの怒りなどの根本にある欲求を素早く見抜く 2.子ども自身が自分の気持ちを抑えられるように声かけをする 3.子どもの欲求を適切に表現させるために支援する という手順で進める「アンガーマネジメント」。
この取り組みは対児童のみならず、対保護者、対同僚・上司の大人たちにも使えるもので、それと同時にもちろん自身の気持ちをコントロールするときにも使えます。この本では、教師が分かりやすく納得しながら読めるように、学校において起こりがちなケース別に具体的な手だてを解説。また、児童の他に、保護者、同僚・上司、そして自分に対するマネジメント法も具体的な事例を元に紹介していますので、明日からの学校でもすぐに使えます。
川上 淳子[カワカミ ジュンコ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
22
教育書。いらいらしたら、6秒待つ。自分の中の「べき」に、気をつける。今できることできないこと、重要なこと重要ではないことを整理していく。今より未来視点。2022/06/06
奈良坂葵
2
過去と他人は変えられない。なんとかなるさ、と思おう。2020/03/25
シロクマぽよんぽ
1
イライラの抑え方・逃がし方だけではなく、具体的な指導方法が書かれているのがいい。また、対保護者・対教員間での怒りの対処方法も書かれている。2023/09/06
言いたい放題
0
図書館にない2021/11/10