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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星野流人
34
現代の女子高生であるゆかりが、昭和の日本にタイムスリップして、昔のオタク文化に触れるお話。こち亀の玩具のうんちく回の雰囲気そのままで、あの感じが好きな人には楽しいと思います。「プラモ編」は特にうんちくが顕著で、実に18ページに渡って日本のプラモ文化の発展を語っていました。ここまでくるとさすがに楽しいですね。巻末に収録されていた、特殊刑事たちを猛獣使いのごとく操る性悪美人刑事が主役の「七人も刑事」がおもしろかったです。ふつうにこの設定で1冊読みたい……けど、特殊刑事の味が濃いから、これでちょうどいいのかも2025/01/02
へくとぱすかる
29
広瀬正が戦前の銀座を描きたかったように、秋本先生も都電の走る1960年代を描きたかったのだろうか。タイトルから連想されるパラドックス要素は脇にやり、ひたすらその時代のマニアックなアイテムを描きまくる。ということは、もうおなじみの「こち亀」ワールド。そのうち両さんに遭遇するんじゃないの!? ちなみにマニアはパパの方。ゆかりはひたすら巻き込まれ役。続巻が待ち遠しいけど、1年に1編のペースが続くのなら、ゆかりも高校生でなく、とっくに大学生? あれれ、学生証の件はどうなっているのか、さすがタイムパラドックスだぁ。2024/11/28
イーダ
6
巨匠、秋元治の新作という事で、思わず手を出してしまいました。 これは、シュミの世界だねえ。 60~80年代くらいの懐かしいものがズラリと並んでいます。このあたりは「共、街で見た可愛い女の子」に通じるところがあるかもしれません。2025/02/11
miso
4
タイムチューバーやってるのは1話だけでわりとタイトル詐欺。 1話以降に出張ってくる主人公の父親が、話のきっかけになっていくのだが、これがかなり不快で借金を主人公の娘に押しつけて逃げるわ、危険そうで怖いからと娘にタイムスリップさせるわ…それでいて主人公はなぜか父親に甘い。 こち亀の作者だけあってうんちくは面白いけど、他のノイズが多すぎて次はもう買わない…。 収録されていた読み切りもだけど、この間抜けなキャラがやらかすのクセなんだろうか? こち亀は主人公が起点からオチまでやるから気にならなかったけど。2024/11/22
もだんたいむす
3
後半の短編は面白くなかったが、本編はしらっと歴史改変が行われていて面白い。2025/02/13