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出版社内容情報
地方創生事業に巣食う奸賊に今こそ“智”の毒を注入せよ――!! 地方創生を喰い物にする悪徳コンサルタント黒川に対し、加茂教授の後輩・丹藤は予算ゼロのプランを立案! だが黒川は丹藤のプランの欠陥を指摘。その内容とは!? さらに加茂教授が黒川を駆逐するため新たな毒を放ち、丹藤は地方を救う新たなアイデアを提出。地方創生編の結末とは――!? そして新章では未来の担い手を育てるべき「大学」にカモリズムの臭いが充満し…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
☆ 地方創生事業を食い物にする悪徳コンサルタントの黒川。彼は巨大なハコモノを作って一時的に地域を活性化できれば後は知らぬ存ぜぬの無責任な男。一方、加茂教授の後輩の丹藤は予算ゼロで隣の地方都市を活性化する事を宣言。いつもの事ながら、加茂教授が悪者を退治するクライマックスにはスカッとさせられます。経済だけでなく心理学や統計の勉強にもなります。これは楽しく経済を学ぶきっかけになる本だと思います。2024/07/18
TAKA0726
10
人間は過去の事をより美化し想起する認知のクセ「過去美化バイアス」経済的インセンティブや行動規制無しに好ましい方向へ行動変容を促す「ナッジ理論」は小便器にハエの絵を貼り尿の飛び散り汚れ削減、吸い殻で投票できるゴミ箱等はついやってしまうを利用したナッジに対し、看護師のユニフォームのが色を日勤と夜勤で分け残業改善はバツが悪い、居心地が悪いの意識を利用し好ましい行動に誘導するナッジ。成程は集客が減った大型商業施設を物流のターミナルにしてドライバー向けの飲食や疲れをとる温泉などモノではなくヒトを重視する地方創生は◎2024/08/21
ミナミナミ
9
地方創生後編と、日本の大学編前編。地方創生には関心を持っているけど、ここまでではないにしても同じようなケースが散見されて、本当に悲しくなる。漫画のように悪意はなくても、結果は同じになるケースもあって… いや、誰かは悪意があるのかもしれないけど。考えさせられると同時に、漫画としてただただ面白いので、毎回夢中で読んでしまう。夏頃出るらしい続巻も楽しみ2024/05/02
碧海いお
6
地方創生の結末。 教授のやっていることは資産が余っていないと無理ってことですね。 人を見ることが大事。最高裁判所裁判官国民審査でどの裁判官を辞めさせたいですか?でそもそも、誰がどの裁判をやっていたのか覚えていなかったな…。2025/04/01
毎日が日曜日
5
★★★★2024/03/18