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出版社内容情報
「俺もいつかこんなヌードを描きたい――」 幼少時に見た絵画、「魔女のヌード」に魅入られた高校生・小川波路。日々、独学でヌードを描く彼の前に現れたのは、「魔女のヌード」に描かれた女性に瓜二つの美女。神生伶だった。ハロは思わず、伶にヌードモデルになってほしいと頼みこむが…!? 目指すはヌードで藝大合格!! 肌色の青春劇、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
21
「グラビアが美しいのは当たり前じゃない・だってそう作られてるんだもの・カメラマンが美しく撮り・モデルが美しく撮られ・編集者が美しく載せる・じゃあ君が作った美しさは何?」。幼い頃に廃墟の様な洋館で見た「魔女のヌード」に魅せられ、高校生となっても独学でヌード画を描き続ける地方の旅館の息子の小川波路(ハロ)。ある日足繁く通う洋館で「魔女のヌード」に描かれたのと瓜二つの謎めいた美女・神生伶と出逢った彼は自身のヌードモデルになって欲しいと懇願するが、伶から意外な勝負を提案され⋯。異色の美術漫画(以下コメ欄に余談)。2023/10/24
空のかなた
14
油絵の素人にも関わらず東京藝大を目指す高校生男子という設定のコミックは最近いくつかあったけれど「女性のヌード」の美しさに魅入られた主人公小川波路(ハロ)のエピソードや純粋さ、そのきっかけとなった表紙装丁の神生怜准教授の神がかり的な魅力が相まって、1刊目にして虜になった。サクサク進むが、キャラクターが自由自在に動き回り、想定外の動きをしてくれるので面白い。次刊も読む。画も巧いと思う。2024/10/18
くろねこ文学
4
こういう創作系大好き。主人公はヌードの魅力にとりつかれた高校生ハロ。荒れた別荘で出会った魔女(実は藝大の先生)に「ヌードを描いて東京藝大に合格しなさい そしたら私のヌードを描かせてあげる」といわれ、藝大を目指す。ビッチの噂を流され不登校になった女の子のヌード描いたところは鳥肌たったわ。ヌードに人間の内面が表れるっていうモチーフすごく良い、超好き。果たしてハロは藝大に合格できるのか?ヌードを描くことを通して人間を描くことができるのか。続きを期待して待ちたい。2023/10/19
祐樹一依
2
【○】芸大目指し学生絵描きが頑張る話。昨今では某ブルーピリオドが先行するイメージがあるが、本作の主人公の全ての原動力は「美しいヌードを描きたい!」なので、ちょっとむず痒い。しかしいやらしさは微塵もなく真っ直ぐに美と向き合おうとしている姿勢が伺える。2025/01/12
Decoy
0
美術、しかもヌード画がテーマというのは、新しいのでは? ちょっとスポ根マンガっぽいところが、気になるが…。2024/07/21