ヤングジャンプコミックス ウルトラ 逢沢小春は死に急ぐ 〈１〉

胡原おみ

集英社（2023/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088925813
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

高校で隣の席になった柏原 常と逢沢小春。浮かない顔の常に対し小春は何事も楽しそうだが、彼女は「高校を卒業したら安楽死する」と決めていた。彼氏が欲しい！ テストで一番取りたい！ 安楽死を望みながらも小春は前向きだが、常には彼女を放っておけない事情があり――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

無料だったので軽い気持ちで手に取ったのですが、積極的安楽死が合法化された世界を舞台にした話に引き込まれ、既に続きが読みたくなってます。「高校を卒業したら安楽死する」と決めている女子高生と、そんな彼女を放っておけない男子高生の、青春ストーリーのようです。死を覚悟した生き方のせいか、色々経験しようと楽しむ姿が眩しく感じました。ですが、期間限定だと思うと、どうしても切なさが付きまとって。というか、姉弟の命の選択を、本当に両親は了承しているのでしょうか。…冒頭での泣くシーンは姉のお墓だと信じたく、2巻に急ぎます。

2024/05/07

[もくもく]

安楽死が合法化された社会、姉を安楽死で亡くした無気力クール少年は、高校卒業したら安楽死するから今青春を楽しむんだ！というヒロインに出会って恋人になりそれを止めようと思う…という、あらすじだけだと伝わらない、良い漫画。絵がふくやまけいこみたいで可愛いし、全員に善性があり穏やかで良い青春なのはスキップとローファーみたい。マニックピクシードリームガールという概念を知った直後にそのままなヒロインに出会ったので笑った

2024/12/12

[乗合自転車]

積極的安楽死が合法化された世の中。姉を喪った少年と訳ありで安楽死を望むヒロイン。二人はもの凄く青春している。それはまるで消える間際の線香花火のよう。完結まで見届けねばならない作品がまた一つ増えた。

2023/02/19

[a-ha]

★★★☆☆

2024/05/25