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出版社内容情報
「青春は、気まずさでできた密室だ。」 仲良くない男2人で観覧車に乗った時。苗字が異なる兄弟で猫を拾った時。卒業式を欠席したクラスメイトに卒業証書を届けに行った時。気まずいシチュエーションに小さな謎を包んだ青春ミステリー短編集、コミカライズ完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
110
WOWOWでドラマ化もされた青崎有吾さんの“青春ミステリー”のコミカライズ。下巻は「夢の国には観覧車がない」の後半と「捨て猫と兄妹喧嘩」「三月四日、午後二時半の密室」「エピローグ」を収録。この作品のキャッチコピー「青春は、気まずさでできた密室だ。」そのままの“空気感”が下巻でも見事に表現されています!ただ、描き下ろしのこの「エピローグ」は、原作を読んでいないと完全には意味が理解できないのでは…?(苦笑)2022/12/17
雪紫
45
「夢の国には観覧車がない」後半から最後まで収録。下巻になって、同じ場所にいるのに近いのに遠い感が増した感じが強くなる。コミカライズで見て、何処か遠くにあったものが、最後に近付く感じが変わった感がある(語彙力不足!)。2024/09/18
ほたる
9
やはり良きワンシチュエーションの青春ミステリ。「メロンソーダ・ファクトリー」と「夢の国には観覧車がない」は何度読んでもキュッと締め付けられてしまう。コンパクトにまとまっていて良いコミカライズでした。ミステリ入門に。くらりナチュラルに出てたのは笑った。2022/11/19
leo18
8
『三月四日、午後二時半の密室』が好きすぎる。ガラリと見方が変わるどんでん返し。2022/11/24
祐樹一依
2
【○】上下巻の後半。こうなるとタイトルがいただけない。なにか秘めたるものがあってそれが語られるかと些末な期待をしたが叶わなかった。各エピソードはワンシチュエーションスリラーとも呼べる(ただし日常系)ミステリで好みもあったので、そこだけしっくりこなかったのがどうにも。2024/03/09