ヤングジャンプコミックス 早朝始発の殺風景 〈上〉

山田シロ彦/青崎有吾

集英社（2022/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 144p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088924984
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

「青春は、気まずさでできた密室だ。」 誰もいないはずの早朝始発の電車。しかし、車内にいたのは普段あまり話さないクラスの女子だった。何故2人は始発で遭遇したのか、お互いの秘密を探り始める――。高校生達の気まずさと小さな謎が紡ぐ青春ミステリー短編集、空気感をそのままにコミカライズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[麦ちゃんの下僕]

WOWOWでドラマ化もされた青崎有吾さんの“青春ミステリー”のコミカライズ。上巻は「早朝始発の殺風景」「メロンソーダ・ファクトリー」と「夢の国には観覧車がない」の前半を収録。この作品は、とある空間内にいる高校生たちの“気まずさ”がテーマであり面白さになっている訳なんですが…各キャラの表情やコマ割り＆セリフの配置といったコミックの“利点”を最大限活かして、“気まずい空気”が見事に表現されています！特に「メロンソーダ～」は原作以上に魅力的かも!?そして「早朝始発～」の最後の１ページ…逆に怖いです(笑)

2022/12/15

[雪紫]

「夢の国には観覧車がない」前半まで収録。淡々としてるようでモノクロゆえの質感とコマ割りに何処か惹き込まれる・・・（何故か表題作、電車の音を感じた）カラーより、モノクロで正解だな。絵で見ると「メロンソーダ」の魅力・・・増した感あるし。

2024/09/18

[leo18]

大好きな原作のコミカライズ。シンプルな謎と青春小説の見事な絡み。総じて読後感が良い。

2022/11/24

[祐樹一依]

【○】短編集の原作をコミカライズ。原作未読。感想は下巻に。

2024/03/09

[トナク]

気まずい会話の表現がうまいです。「メロンソーダ・ファクトリー」は意外で面白かったです。

2023/11/29