ヤングジャンプコミックス スカイハイヘヴン 〈１〉

〓橋ツトム

集英社（2022/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088924809
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

高橋 ツトム［タカハシ ツトム］
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

シリーズ５作目となる『スカイハイ ヘヴン』。2011年から断続的に掲載されてきたが、映画『天間荘の三姉妹』公開のタイミングでついに第１巻刊行。このシリーズがここまで長く愛されてきたのは、死んだ者にイズコが迫る三つの選択というシステムにある。亡くなった者に選択の意思を示させることで生前には気付けなかった真実を知るドラマは、悲劇か喜劇かはともかく、死者が生を体感する事態を招く。つまりイズコが告げる「お行（生）（逝）きなさい」という言葉は、文字通り死者に魂をもたらせるのだ。収録作では「アリスとアリス」がいい。

2022/11/15

[KDS]

「スカイハイ」新シリーズ開幕。初出を見ると一話目が2011年、二話目が2017年、三話目が2021年に発表されており、なんと十年かかってやっと第一巻がまとめられたという事がわかる。不慮の事故や殺されて死んだ人間の魂には三つの選択肢がある。一つ目は死を受け入れ天国で再生の準備をする。二つ目は死を受け入れず現世を魂のまま永遠に彷徨う。三つ目は現世の人間を一人呪い殺して地獄へ堕ちる…というお決まりのパターンはもちろん継承。18世紀の欧州が舞台の一話目「アリスとアリス」が特に面白い！次の第ニ巻の刊行が待ち遠しい。

2022/10/22

[毎日が日曜日]

★★★

2022/10/23

[TaHi]

母とハーフの息子の話と、戦争末期のパイロットの話が特に良かった。逆境やつらい状況の中でも、生きることの素晴らしさがある事をそれらの話から改めて再認識することができ感動した。

2022/11/09