ヤングジャンプコミックス ウルトラ 花は咲く、修羅の如く 〈３〉

武田綾乃/むっしゅ

集英社（2022/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088924458
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

Nコンに向けて各自が出場部門を決めた花奈(はな)たち放送部メンバー。練習に励む花奈だが、アナウンス部門を選んだ松雪(まつゆき)から自身を取材されたり、ビデオドラマ部門を選んだ萩大(しゅうだい)が撮るオリジナルドラマで演技デビューも!? 朗読だけでない放送部の作品作りを通して皆と少しずつ関係を深めていく中、憧れの修羅(しゅら)の舞台があると知り――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ポップノア♪@読書熱再燃中？]

全国大会に向かって本格的に放送部始動。花奈(はな)は朗読以外に創作テレビドラマ部門にも出ることに。そして、花奈が気に留める謎の存在だった人気女優⋅西園寺修羅が初登場…。物語が動き出した感がある今作。最初は素っ気なかった夏江との距離がかなり縮まったし、秀才⋅秋山の素性も明らかになって楽しめました。今後この３人は三角関係になって行くのかな？ 人見知りの箱山が「伝えようとしなきゃ、なんにも始まらないんだよ」と語る花奈の朗読を聞いてドキッとする場面が印象的でした。武田さんの他社の作品が掲載されてるのも凄く画期的。

2022/09/16

[本木英朗]

Nコンに向けて各自が出場部門を決めた花奈たち放送部メンバー。練習に励む花奈だが、アナウンス部門を選んだ松雪から自身を取材されたり、ビデオドラマ部門を選んだ萩大が撮るオリジナルドラマで演技デビューも！？という3巻である。2年生男子の箱山先輩もよかったが、やっぱり俺的には松雪がよかったかな。まあ、それでも花奈や瑞希たち女子の方が超よかったけれど……。最後の方では、西園寺修羅という女性が京都にやってきて――と、まあ後は各自読めばいいのさ！　……ではでは、また4巻でお会いしましょう。

2023/01/02

[半熟タマゴ＠コミック]

花奈と同じ一年生の秋山くんにスポットが当たる巻。いつも優しく微笑んでいる彼からは想像できなかった家庭環境。色々と複雑だったけれど、お姉さんとの関係はいい方向に向いていきそうで良かった。あと、『青い春を数えて』の収録作が丸々一話収録されていているのが凄い…。これがきっかけで小説読む人増えるといいですね。

2022/11/07

[まるとも]

やっぱ好きだわ...めちゃくちゃ好き 朗読をここまで鮮やかに描画する作品なんてないんじゃないだろうか。最高。

2022/09/17

[コリエル]

秋山君が意外にも重要な縁を運んできそうな。そして、花奈と修羅の再会への期待感を高めておいて…という。焦らしが上手いね。やはり面と向かっての再会は大会の場でということなんだろう。花奈の技術を身につけてしまったゆえに失われた読みがどう影響してくるのか含めて気になる。

2022/09/18