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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
50
弱井は童顔の保健師・日向奏と同行し、アルコール依存症に独り苦しむ坂下道男の家を訪問。入院治療の話をするも拒絶される。「病院に行ったら、酒が飲めなくなるじゃねぇか!」。弱井は言う。「アルコール依存症は死と隣り合わせの病/依存症は放置して治る病気ではありません。だからこそ、誰かと“繋がれるか”どうか――それが患者さんの生死を分けるんです」と。そして孤独な老人は、(患者である)関根匠の10年前に関係を絶った父親でもあった──。そして、男性も必読の産後うつ編も開幕。出産による生活と身体の変化が母親を追い詰める。⇒2022/06/24
なっぱaaua
49
アルコール依存症と産後うつの話。アルコール依存症の治療って最近はこうなっているのか。アルコール依存症患者は空腹、疲労、怒り、孤独の時にお酒が飲みたくなる。依存症じゃないけど、コロナ禍当初大阪で単身赴任中だったけど人に会えない時にお酒の量が増えちゃったよなぁ。気を付けよう。産後うつは10~15%経験する、妊産婦の死因の1位が自殺というのは知らなかった。核家族化が進む都会では孤独だというのもあるかな。保健師日向さん、初登場。見た目は幼いけどパワフルでカワイイ人。保健師の仕事も興味深い。2022/12/12
ふぅわん
31
【大事なものの順番だけは間違っちゃいけねェよな】アルコール依存症のエピソード。僕ちんと散歩中、仕事帰りと思われるスーツ姿の男。発泡酒を飲みながらとぼとぼ歩いてた。この本を読む前の出来事だけど、その方の背中を見てアルコール依存になり始めてない?と思えた。お酒の力に頼って眠りたい、嫌な事を忘れるためのお酒。そんな飲み方をする人って沢山いるよね。それが必要な時もあるし私もあった。1人では決して直せない依存症という病。自分という存在が周りにとっても大切、そんな存在だと思い感じられる世の中になったらいいのにな。2025/05/31
まぁねぇ
16
アルコール依存症完結編。お酒大好きのワタシは、楽しいときにしかお酒は飲まない、と決めています。そつか孤独に呑むのは呑まれるもとになってしまうのね。気をつけます。2022/09/24
しろくま
11
「アルコール依存症」の話がメイン。依存症は、「愛では治せない」が愛は必要。アルコール依存症の治療はかなり変わってきているみたいです。保健師さんのお仕事も興味深いです。依存症は根気のいる治療が必要だと思いますが、親子が救われる方向へ向かってほっとしました。2023/09/10