ヤングジャンプコミックス ＭｏＭｏ－ｔｈｅ ｂｌｏｏｄ ｔａｋｅｒ－ 〈１〉

杉戸アキラ

集英社（2019/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 228p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088912882
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レリナ]

出だしは快調。吸血鬼ものとしてはいい魅力がある。主人公が吸血鬼に恨みを持っている設定がうまくいきている。モモがなぜ主人公を眷属にし、こだわっているのか、徐々にわかるといいな。二つ顔の男がいい感じに狂っていて敵としては申し分のない魅力。主人公がどうこの強敵に立ち向かっていくのか、楽しみ。こういう作品は好み。完結までお付き合いします。画力が申し分ないので、吸血鬼という設定をどうこれからいかしていくのか、今後の展開に期待したい。次巻に期待。

2019/04/23

[まゆにゃ]

復讐者、おっさんと少女、吸血鬼。この配置だけでご飯10杯くらいいけるやつ。イオネスコを強く思い出させられたのはたぶん俺だけだろうけど。

2019/05/15

[しぇん]

妻を怪物に殺されて10年。復讐に生きてきた主人公が漸く出会えた仇。でも力の差は絶望的で殺されかけた中、出会った少女は……。と、ゴシックホラー風味な物語開幕。中々グロめの描写もありすが、そこまで気持ち悪くはないですね。シリアスな物語の中癒しの吸血鬼のモモは何故主人公に固執するのか？など疑問が残るので、続きがどう展開していくのか気になります

2019/04/20

[S 2]

キンドル無料本。絵が大層きれいな吸血鬼モノ。しかし、世の中に吸血鬼ものが溢れすぎているせいか正直インパクトにかける印象です。パンチがほしいところ。

2019/12/01

[紫雲寺 篝]

『ボクガール』の杉戸アキラによる、吸血鬼とのバトル漫画。漫画やアニメに詳しくない人であれば楽しめる作品、という印象。平たく言えば、手垢のつきすぎたジャンル・設定で、特筆するべき強みはないが作品として致命的な欠点はない、という感じ。個人的な趣味でいえば、シリアスに振り切らずにギャグを挟んだりしてるのは気にくわないなぁ。遺体のパーツを美術品のように組み換える異常性を大ゴマで描く作品にしては、ちょっとギャグをやるには間抜け過ぎる。良くも悪くもヤングジャンプの漫画としての色が強過ぎる。

2019/10/27