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出版社内容情報
ある藩の剣術指南役だった、月並半兵衛。“人斬り半兵衛"と恐れられていた彼は脱藩し、現在は江戸の用心棒を月一両でしている。娘とふたり貧乏暮らしの中…今日も提灯に明かりを灯し、江戸の夜を希望で照らすのだ
徳弘 正也[トクヒロマサヤ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
13
江戸の夜回りを続ける浪人、半兵衛を主人公にした連作短編。徳弘先生らしい容赦ない下ネタとグロ描写、突き抜けたギャグはいつも通りで楽しいのですが、「江戸の大火」明かされた真相に、狂四郎2030」などでかいまみえた先生の人間への冷静な眼差しが感じられて、ぞっとしました。面白かったです。書き続けてほしいなあ。2018/07/21
猫又寅男
5
2巻もおもしろかった。実はこれ弟に借りて読んだんだけど、おもしろいから続刊が出たら欲しい。ところが悩むのは、ワシが買った漫画はたいてい息子も読むわけで…徳弘先生のえげつない下ネタ、親子(しかもワシは女親だす)で共有するのはちょっと躊躇する。うーんしかし読んで欲しい気もめっちゃするのであった。感想になってなくてすいません。2018/08/16
かやま
5
2巻は出るかわからない、との事だったけどわずか半年で出ることになった。売れなければ出ないけど、売れれば出る。最後の話が良かったかなー。中々強烈だった。3巻も出るといいな。2018/06/28
yom
4
善人悪人とくっきり分けるのではなく、みんな各々の立場で役割をこなしている。不幸の一言で片付けられない救いや喜びが哀しみの中に描かれて、じんわり気分良い。2019/12/19
コリエル
4
最後の狂える旗本と、貧すれど矜持を無くさなかった浪人の話が切なかった。理不尽のまかり通る江戸の世だからこそ半兵衛のような存在がいたらよかっただろうな。2019/04/15