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出版社内容情報
坂本 眞一[サカモトシンイチ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
129
パリの処刑執行人サンソン家のルーツ、シャルルとマリーの対立を描く。緻密かつ繊細な画力。凄惨な場面も緻密に描かれ引き込まれる。シャルルの愛は守るもの。マリーの愛は壊すもの。兄妹は決定的に袂を分かつ。初代シャルルの妻マルグリット・ジュアンヌ。彼女の強力な意思、計算高さに唸らされる。死刑執行人の家に生まれ忌み嫌われる存在だったことは想像以上だと思う。マルグリットが家から出ず、家を存続させる為にはこの方法しか無かった。そして繋がる血族達。異端の存在となるマリー。次巻からはいよいよ革命編へ。今から楽しみでならない。2016/05/20
wata
64
初代は婿だったのね…。処刑人の娘マルグリットの美しさに負け全てを捨てて夫婦になった初代。マルグリットさん、死ぬ間際であんなこと言わなくても…(T_T)ただ愛してたからと思ってたのに。2016/05/25
くりり
50
死刑執行人サムソン家の初代当主は、マルグリッドにはめられた(笑)サムソン家の女は怖い!2016/05/26
眠る山猫屋
33
マリーの世界をぶっ壊して改変してやろうという心意気、危うすぎてハラハラ。それでも歪んだ世界に挑む姿は、兄であるシャルルとは対極にして同じものなのかしら。そしてご先祖様の物語は、あまりに痛々しかった。まさに血の呪いだよ・・・。2016/08/05
capeta
25
初代サンソンの話。マルグリットのハエトリソウの如き計略に落とし込まれたサンソン一族。そんな中でマリーの存在は異質なんだな。というかそれぐらいの感性を持っていなければ処刑人の仕事はできないだろうなぁ。さもなくばシャルルのように家族を守るためという大義名分が必要だろうと。次巻も楽しみ。2018/09/07