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出版社内容情報
仇討ちを誓うガイウスのためスキピオは一計を案じ、マハルバルを孤立させることに成功。一騎討ちの末、ガイウスは復讐を果たす。次なる戦いの相手はシシリア島最大の都市シラクサ。ローマは天才数学者アルキメデスが発明する武器に苦しめられていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
21
ジワジワとスキピオの存在が浮かび上がってくる。血気盛んで反骨精神旺盛なマハルバルは勢いのまま進み、スキピオの策略にはまりガイウスの敵討ちにあう。そういう事態を想定していても、言葉は悪いが、マハルバルを放し飼いにしたハンニバル。退くことも戦いの戦法の一つという言葉はマハルバルには通用しなかった。Ⅷには天才と言われた数学者アルキメデスが登場。学者の武器は剣でなく知恵…か。スキピオとのやり取りが面白い。ヌビデイィア砂塵の襲来は膠着感があった戦況をどのように動かすのか。2019/03/02
新天地
7
岩明均先生の『ヘウレーカ』で読んだところとかぶるシラクサ編がスタートする8巻。マハルバルの言うことはもっともだけど、勇猛と臆病それぞれの意味を間違えていたのが命取りに。そして運がいいからと捨て置かれるガイウス。そんなワンシーンが見れて大満足。俺たちのギャグキャラ・ガイウスが帰ってきた!変人アルキメデスがとにかく良いキャラ。しかし前述の『ヘウレーカ』で一部始終を知っているだけにそんな健気で苦悩するアルキメデスを見るのが切ない。2015/09/25
美周郎
5
自分の中でもみあげ君がもみあげさんに昇進、単なる体力ワトスンだと思ってたら劇場版のジャイアンくらいに見せ場あった。意外なトリックスターか?2021/04/25
getsuki
5
マハルバル、予想通りの退場。命がかかる戦場では引き際を誤らないのも将たる資質なんだけど、実践できるのは中々難しい。そしてアルキメデスが登場。何ともひとを食ったような爺さんだな。2015/10/06
さとみん
5
シラクサの選択を愚かだと笑えない。人は感情に流される。耳障りのよい言葉に酔いしれる。分かりやすさに飛びつく。これらを過去形で語れる日が来るといいのに。2015/09/22
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