ヤングジャンプコミックス マンホール 〈下〉 （新装版）

筒井哲也

集英社（2015/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 311p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088901671
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

人間の基本的欲求を司る視床下部に侵入し、食い荒らす恐るべき寄生虫の存在が明らかに──。感染拡大を阻止するため、地域封鎖、媒介駆除が開始! そんな中、感染を免れた溝口に最悪の事態が!? 関与した謎の男の正体、そしてその目的とは!? バイオ・テロの恐怖を喚起する、衝撃のバイオ・ホラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[manamuse]

ヒトスジシマカの感染者描写がやばい。集合体恐怖症には刺激が強過ぎる。頭から足首までかゆい！ゾワゾワする(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

2024/01/31

[hannahhannah]

完結。後半が駆け足で、もう少し丁寧に描いて欲しかった。それでも素晴らしい作品。絵がグロテスクというだけで有害図書に指定されたようだが、酷い話だ。話はしっかりしてるし、ちゃんとしたテーマもあるのに。

2017/10/15

[ワダマコト]

クズを駆逐するために一人の研究者が立ち上がり、己が信ずることを成そうとする。その動機となったのは、孫娘の誘拐事件だった。凄惨極まりない事件は未来の犯人を造り出し、不幸のループを生じさせた。しかし、筒井さんは現代のトピックを取り上げるのが非常に上手い。予告犯も有害都市もそうだった。しかも、長編にはならずに数巻で話の幕を閉じる徹底っぷりもまた素晴らしい。

2015/08/24

[にゃむこ＠読メ13年生]

犯人の動機はともかく、心情は理解できないこともない。但し、無関係の人を巻き込むような無差別な方法は感心しない。犯人のあの幕引きはズルいな。溝口＆井上の凸凹刑事コンビが良好な父娘関係みたいでいい。

2017/05/06

[地下鉄パミュ]

有害図書にする必要は無さそうではあるが、考えられる理由として、この漫画を読んで真似をする模倣犯が出てくるのでは？と言う事の一点だろう。ドラマ性の強いストーリーなどしっかり読めば有害かどうか分かると思うが一片だけ切り取って判断するのは些か乱暴。一人一人感想は違うので後は読み手の判断に委ねます。

2016/08/06