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出版社内容情報
江戸の町で職業斡旋を生業とする口入屋兇次。兇次の元には、職を求める様々な人間が転がり込む。ある夜更け、町外れの河原で一人の女が夜鷹に身を堕とそうとしていた…。江戸の人々の生き様を描く時代叙情詩開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
55
すごく良かった! 商家から武士の妻となったお絹。不祥事を起こし無役になった夫を支え続け、仕官のためのお金を作るため夜鷹に身を落とそうとした彼女は口入屋の兇次とその一味に拾われ、仕事の世話を頼むことになった。そうして彼らがお絹に紹介したのは、思ってもいなかった仕事だった――個性的な主役のお歴々はもちろん、遊女たち、職人、大家など脇役の一人一人まで生き生きと「生きて」いて、物語の世界にどっぷりのめりこめます。ラストはスカッとするし、文句の付けようがありません! ただ岡田屋さんって表紙で損してる気がするなぁ…。2015/12/26
はつばあば
44
これkindle無料であったって?!。知らなかったぁ( ;∀;)。表紙のイメージ通り必殺仕事人兇次さんです(^^♪。夫婦なんてものは何年と暮らしていても言葉に出さなくちゃ誤解も生じる。「好きと言わなくても給料運んでいるのやからわかるやろ。」「わかるか!そんな事!」なんてね(^^;。梅安さん並みの細目・・ちゃんと人を見るメもお持ちです。今のハローワークより親切で最期まで面倒見て貰えそうです(^^♪。面白いので3巻目購入しとかなきゃ。でもねぇ・・一気に読み終えるのが勿体無い2017/07/05
那義乱丸
40
岡田屋さんのグランドジャンプ作品。夜鷹のお話なのでもしや私の苦手系かと一抹の不安もあったけど読み始めてみればそんなものは一瞬で消え去り、類稀なる商才を存分に奮って傾きかけた女郎屋を立て直していくワケアリの武士の妻・お絹の姿にぐいぐい引き込まれた。登場人物たちも個性派揃いで読み応えがある。口入屋・兇次と仲間たちの裏稼業(?)が明らかになる終盤の展開が圧巻!数馬とお絹夫妻の真実には落涙。名前と絵柄から男性的な印象の岡田屋さんだけど、其処彼処に女キャラの細やかな情が描かれているのが女性著者ならではの味わいかと。2015/03/01
とも*
33
主人公なかなか出て来なかったけれど好きだなー お絹さんが予想通り悲しい結末だったけれど恰好良かった。 お互いの想いに胸が痛かったよ… 野犬とかどうやって操ったのかとか兇次もだけど裏表紙のメンバーもキャラ濃くていいので背景とか描かれるかな? 次の巻も楽しみだけど取り敢えず話の丁度いい区切りで1巻終わってるのも良かった。 2015/02/01
瀧ながれ
31
「兇次」なんて物騒な名前の印象通り、ハードボイルドな時代劇。縁があって関わった女とその夫の周囲を、兇次とその協力者たちが徹底的に調べ尽くす手際が、すごくおもしろかっこよい!兇次ファミリー、いや江戸時代だから兇次一家ですね、活躍をもっと読みたいです。終盤にちらっと登場した零次郎さんと四狼坊さんに、興味津々♪2015/01/28
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- 仕事は5年でやめなさい。