ジャンプコミックス ＰＬＵＳ ふつうの軽音部 〈１〉

出内テツオ/クワハリ

集英社（2024/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088840192
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちびbookworm]

★4.5.ふつう女子、はとの（はとっち）が高校入学とともにギター買って軽音部デビューする。。。。はずが、とりあえずバンド組んだものの、いまいち。部活内も恋愛絡みで解散するバンドも増えてきて。。ある信者（兼隠れ策士）が本性を表してからが俄然面白くなる。それまではスロースタート◆（キャラも濃く人間関係も面白い。）◆本作でいろんなJ-rock(pop)曲をはとっちが熱唱するシーンがあり、見応えあり。思わず何度ものyoutube観ました。知らないバンド、曲もあり、その意味でも楽しめます。

2024/07/06

[星野流人]

ギター初心者・鳩野ちひろ、高校で軽音部に入る。あんまりキラキラしてない地味な主人公が、部内の二軍三軍みたいや位置を寄せ集めた謎バンドを組むあたりはかなりリアルな雰囲気で良かったです。で、そこからちひろの歌声を偶然厘ちゃんが聴いたことにより、お話が一気に加速していきます。部内各所の火種が燃え始め、そして厘ちゃんの思惑通りのバンド結成への流れへと……。正味、最初にちひろが地味男子交えた謎バンドを組んだ時「ど、どうなるんだこいつら……？」と思ってたので、ここからどんどんおもしろくなっていきそうで期待です。

2024/09/28

[たまきら]

「きらちゃん絶対好きだよ」と、妹より。はい、大当たり。どちらかといえば陰キャ。そんな女の子が軽音部に入り、色々一皮むけていく…そんな姿が魅力的な学園ものです。青春ってさ、そんなに気張らなくてもいいじゃん。本当はみんな悩んでるんだからさ、楽しもうよやったもん勝ちだよ！が全面に出ていていい。…異性関係で退部とかホント、多すぎるけどもったいないけど、あるあるヨネ。娘はたまき先輩が、私は怪しい厘ちゃんが好き。今のところ知ってる曲無し。セットリストほしいなあ。

2025/01/27

[わたー]

★★★★☆話題になっていたので読了。高校進学を機に自分のギターを購入した主人公。憧れの軽音楽部に入部するも、部員は多いわバンドメンバーはやる気ないわでパッとしない生活をおくる。しかし、とある出来事をキッカケに何かが起こりそうで…という部活モノ。高校生の部活の空気感、あの独特の緩さ熱さが上手く表現されていたのが印象的であったが、如何せん、今回はまだプロローグ的なところまでだったのでまだ面白そう止まりかな。次巻も読もうとは思う。

2024/12/23

[イーダ]

同中の子も居ない、コミュ障気味の女の子がギター抱えて軽音部へ…バンドものというと「ボッチザ・ロック」ですが、本作の主人公はあそこまでクリーチャーではありません。 普通の範囲でコミュ障な女の子です。 この学校の軽音部、めっちゃ新入部員入ってるけど、今の高校の軽音部ってこんなに人が入るもんなのかな。まあ、恋愛やら音楽性やらで瓦解していく人が多いのは納得。そんな中でバンドを組んでやっていけるのか。ちょっと集英社より講談社っぽいマンガですね。

2024/04/08