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出版社内容情報
長年の悲願を実り、ついに鎌倉奪還を果たした北条時行は久々の故郷に胸を躍らせ、逃若党の仲間と共に鎌倉の各地を巡りながら穏やかな時間を過ごしていた。一方、帝が治める京では北条家に鎌倉を獲られたことにより混迷を極めていた。帝の許可がないまま足利尊氏は時行を討ち取るため鎌倉に向けて自ら出陣する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
66
「それはそれで史実がおかしい。」そりゃそうだ。でも、松井先生が史実通り描くことで足利尊氏のやばさはさておき違和感皆無な事実(だって松井先生、平常運転だから)。感想を探す上で、史実のネタバレはどうしても踏むことになるから(「夢の雫」のヒュッレムもあるし)覚悟してたし雑誌で追ってたとはいえ、単行本でまとめて読むと予想以上に地獄な心境になるわ。それと同時に良き生き様と戦いを見せてくれる訳だが。「デビュー以来三連載連続のアニメ化は…ジャンプ史上初である」逃若はなると思ってたけど、改めておめでとうございます。2023/09/08
ネギっ子gen
51
【尊氏、鎌倉に向け自ら出陣!】帝の意向を無視した足利尊氏は、<野心など感じさせない温厚な性格で、二度も謀反し、情け深く人を大事にするのに、いざとなればあっさり見捨て、いつも隠居したがるくせに、自分が天下の中心にいないと気が済まず、心が強く豪胆だがやたら自害したがる上、結局死なず、行き当たりばったりに行動するが、緻密に計算されたように結果を出し、惨敗したかと思えば、次の瞬間圧勝している。そんな不可解さがカリスマとなり、人々を異常に引き寄せる。足利尊氏は史上最も「わけのわからない」天下人である>と――わぉ🤩2024/04/26
こら
33
尊氏、ネウロのシックスやん!2024/04/08
ミキ
30
良いところで終わったー。 アニメも楽しみ。2023/09/04
おかだ
28
既刊一気読み。凄い時代を選んでるし、よくこの人の漫画描こうと思ったな。歴史の授業でも、なんやかんやで足利尊氏が室町幕府を〜って感じで超スルーされてた部分だから、完全に予備知識ゼロで読んでる。最高の見所は若君が名乗りをあげる場面かな。涙ちょちょぎれた。ここから先はなんとなく、悲しい展開になっていくのでは?と不安になってくる。史実的にも尊氏に勝てる気しないし…とにかく若君の行く末を見守りたい。来年のアニメ化もめっちゃ楽しみ。2023/10/23