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出版社内容情報
永遠の命を持て余していた吸血鬼・月山が出会ったのは“将棋”。将棋の奥深さに魅了された彼は三百年を経て圧倒的な棋力を手にしていた。人間社会で正体を隠してきた月山だが、馴染みの将棋教室を救うために最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することに! 凡才吸血鬼VS天才棋士。将棋界を揺るがす戦いの幕が上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
39
去年のホンマでっかTVの特集で川島の語り込みで一番気になってた本。将棋を愛して300年の吸血鬼、月山元。行きつけの将棋教室が老朽化で閉鎖の危機。建て直しの賞金のために竜王戦へ。月山さんもだけど、他キャラも読んでくうちに将棋への情熱に楽しく飲み込まれる感が凄く良い。2024/04/29
むつこ
22
将棋が大好きな吸血鬼の主人公・元四郎は300歳。ひょんなことから通っている将棋教室のビルが閉鎖されるということで賞金目的のため竜王戦に挑むストーリー。子供の頃読んだドラゴンボールを彷彿させるワクワク感。さすがジャンプ!令和になっても昭和のマンガの王道?は変わらないのね。将棋のルールはわからなくても「〇〇が好き」な情熱や楽しさは不変です。2024/02/02
トラシショウ。
22
「150年ぶりだな・「元四郎」・お前まだやってたんだな、将棋」。将棋に面白さを見出して300年近く孤独に研鑽を積み、今はオンライン将棋の凄腕アマ「GEN」、そして近所の将棋教室常連の月山として生きる吸血鬼の男。注目を避けて生きてきた筈の彼の人生は、閉会の危機を迎えた教室を救うべくアマでの竜王戦に挑む事で一変する。ちょっと粗い作画も散見されるものの、何とはなし女子からのキャラ人気が高そうな作風。こういう作品で将棋プロの監修表記が無いのは初めて見たかも。どういう方向に行くのかねぇ(以下コメ欄に余談)。2023/04/13
akihiko810/アカウント移行中
20
凡才だが、300年もの歳月を将棋に費やした吸血鬼が、居ついた将棋教室の再建ための資金を得るために、竜王戦に挑戦する。 2巻まで読んだが、ネット連載で毎週欠かさず読んでいた作品。 300年を将棋に費やした「凡才」吸血鬼が、人間の「天才」たちに挑む。 スピード感のある展開がよかった。 自分も、常連で通う春日部将棋道場がもしピンチになったら、なんとかしたいと思うので、月山の気持ちはよくわかる。さすがに大金を出す覚悟はないが…。凡才である私も300年将棋をやれば、藤井君並みの棋力になるのだろうか?(笑2025/04/06
空のかなた
15
ひたすら続く将棋の研鑽、ネット将棋のツワモノGEN、最強竜王等、主人公が吸血鬼という設定が加わるだけで、こんなにも痛快で、指している様子に応援してくなるものだろうか。通販で豚の血5Lを受け取り、一気飲みするシーンにクスッと笑った。2024/02/02