ジャンプコミックス 一ノ瀬家の大罪 〈１〉

タイザン５

集英社（2023/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088834375
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[新田新一]

主人公の家族全員が事故に巻き込まれ、記憶を失ってしまいます。命は取りとめたのですが、それまでのことは全く忘れたままで、翼は学校に行きます。そこでは、過酷ないじめが待ち受けていました。翼と友達の友情といったジャンプの王道路線の要素もあるのですが、不気味で底の知れないところがあり、読んでいると不穏な気持ちになります。特に「死」とあらゆる場所に書かれた翼の部屋は恐ろしいです。登場人物たちが感情を爆発させるように泣く場面が多いのが印象的です。現代社会の難しい面を反映させた作品と言えるかもしれません。

2025/02/09

[わたー]

★★★★☆タコピーの原罪の著者タイザン5の最新作。情報の開示のさせ方が実に著者らしいものになっていてよかった。ここからどう展開していくのか全く分からない状況なので、引き続きシリーズを追っていこうと思う。

2023/03/13

[ふじ]

発売になったと知って、早速買ってしまった。タコピーの原罪の作者の新作。前回は邪悪なドラえもんだったけど、今回は訳ありなサザエさん？笑。家族全員、車両事故で記憶喪失。序盤は明るいのに、隠された過去が明らかに全員不穏。相変わらず心に訴えるシーンと散々なシーンの落差が凄くて表現のジェットコースターがたまらない。今回もダラダラ続く話では無さそうなので、最後まで期待して付き合います。

2023/03/13

[Ex libris 毒餃子]

翼君の部屋もまだまだ訳アリなんじゃないかと勘繰ってしまう。

2023/03/17

[なつのおすすめあにめ]

かなり序盤にインパクトを与えてくるが、それ系の作品って後半の失速が気になるので、失速しなければ傑作になりそうですよね。

2024/04/17