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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
55
命の恩人のヒーローに恋し、夫となる一般人佐和田令助。彼には妻でありヒーローであるかれりさんや息子の衛のような力はない。彼にある力は妻子を愛し抜き、支えになるだけの心や器だ。だがそれでこそ任務と平和のために非情にならざるを得ない本部のひと達が押し殺した願いーー佐和田一家3人が揃っての幸せの成就にともに向き合っていくことになる。確かに令助は世間でいうようなヒーローではないが、近くで支えるものとしては立派なヒーローだ。だからこそ一家を知るひとも、読者も一家3人揃う幸せを切に望まずにはいられない。2022/07/09
毎日が日曜日
8
★★★+2022/06/04
歩月るな
7
「善悪慈憎は心が決める」真摯に「心」を音に載せ視覚化させてきた技術と説得力の粋の結晶としてこの作品がある、これもまた奇跡と呼ぼう。映画数本見終わったレベルの熱量、まあ作品との心の波長は間違いなく一致しているので、正しく心に触れてくる熱さよ。日本支部という家族から、佐和田家へのバトン、そういう重厚なバックボーンが「機密」として順に明かされる物語構造の自然さ、使命に忠実な人々の、「普通の人間」として持ちうるべき「心の動き」を、まさに心血注いで描き切ってる。物語の舵取りは今作も最速にして最高密度と言っても良い。2022/06/21
せんまいだ
3
お帰り、僕らのジーニアス。神海っちゃん最新作。フルデジタルになったのか線がキレイになった感じがする。過去作は異能をもった主人公が周りを振り回していたのに対して、今作は何の能力もない主人公を軸にしており、真逆のアプローチを行っている点にチャレンジ精神を感じる。各話サブライトルのセンスも相変わらず突き抜け。カバーはかれりさんの眼や裏表紙も含め見た目に鮮やかな表紙になっていて良いデザイン。2022/06/19
yom
3
まさかのジャンプで○○漫画。トリッキーだけどちゃんとアツい。2022/06/06