ジャンプコミックス ＰＬＵＳ ボーダレスネーム 〈２〉

谷中分室

集英社（2021/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 248p／高さ 19cm
• 商品コード 9784088828497
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[shikada]

全２巻を一気読み。良い漫画だった…。広告代理店に勤める主人公が漫画を描く話。主人公は仕事柄、市場のニーズを読み取るとか、クライアントの要望に応えることに長けている。ただ、傾向と対策じゃない、真に自分が描きたい漫画はなにか？と行き詰まったり、仕事との両立で苦しんだり…。こう書くと月並みなんだけど、主人公が自分と歳が近く、コンテンツ作りに携わる仕事をしていることもあってだいぶ感情移入してしまった。漫画を書く漫画ではバクマンがあるけど、あっちは才気ある少年たちの話だし明確に違う。

2023/10/15

[JACK]

☆ 広告代理店で働く亜生は夢を諦めきれず、マンガを描き始める。インディーズコミックのサイトに投稿して褒められては喜び、批判されては凹む。忙しい仕事とマンガ製作の両立に悩む。全ての人を納得させる事は出来ないし、完璧な人間にはなれない。それでも、嫉妬からアドバイスのフリをして夢を潰そうとする人をかわし、夢に向かって頑張る彼女の姿には惹かれます。「やらない理由をたくさん並べても、たった一つのやりたい気持ちには勝てない」は名言。1巻から続けて一気読み。読んでいると熱くて苦しくて泣きそうになります。素晴らしい。

2021/12/11

[てつ]

いい話。爽やかな読後感。僕らはこんなところで終われない。いつだって新しい色で、何度だって塗り替えてみせる。僕らの夢は終わらない。夢のその先へ。夢が叶う未来を探す。

2023/03/17

[YHITO]

★★★★★:良い読後感。全2巻しかないけど、この密度なら満足感は高い。でも、もっと読みたくもある。

2023/08/14

[shushu]

記載漏れ。意外と早く終わってビックリ。作者は描きたいことを描き切れたのだろうか。それにしても分室ってなんじゃこれのペンネームだな。珈琲もいるし。言語感覚は年寄りには付いていけません。

2023/05/04