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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
59
2巻はターボババァとの対決に決着!途中からババァがガチで強くてどうやって勝つんだ!って思ったがうまい具合に収めましたな!読んでてジョジョと同じく知力と理屈と絵の勢いで押し切るこの感じがたまらんなぁー。ババァがいる事も決して悪い事ではなく今回がたまたま悪い方向へ向かったというか、理由付けがうまい。主役二人のデコボココンビっぷりがとても良き!表情がコロコロ変わるのもイイ。カニ食ってるときの顔とか最高よ。兎に角作者さんがやりたいこと好きな事がすごく伝わる。次回のアクサラ編も楽しみ!あと玉の行方!2021/10/06
眠る山猫屋
53
圧巻のドライヴ感故に、内容がアクロバティックさらさらに薄いのは仕方ないか。ターボババアを制圧、呪縛から解き放たれた・・・わけもなく、ニャンコ先生状態に(苦笑)いや、ヒネクレた招き猫なんですけどね。続いての敵は“アクロバティックさらさら”ときましたか。ターボババアは実はちょっと善いヤツかもしれないけれど、なんちゃってお母さんな妖怪も悲しい過去を秘めてるのかな?そして宇宙人ネタはどうなった?2021/10/15
sin
39
何故だか巨大カニ化な地縛霊の猛追を必死のパッチで撃退したモモとオカルンだが、一夜の体験(笑)にお互いを意識してのすれ違い…そして気づいた!?サオはあってもキャンタマがない!退治したはずのターボババアは消滅を逃れて招き猫(笑)、オカルンのキャンタマは戻らぬばかりか、偶然手にした勘違い少女に霊感を与えてしまう。そのうえ少女につきまとう悪霊を顕現させてしまって…巻き込まれオカルトバスターは続くのだ。2021/10/08
トラシショウ。
25
「パイセンめっちゃ速かったっすよ。伊達に長生きしてねえなって感じで・誰もパイセンには勝てねえっすよ。でもこの勝負は・ウチの勝ちだ」。オカルン(本名・高倉健)に取り憑いた悪霊ターボババアを引き剥がす為の夜の鬼ごっこ対決の顛末から、二人の進展をゆったり描く・・・ハズも無く自意識過剰な新キャラ・愛羅を巡る新たな対決の中盤まで。早くも互いを理解した立て板に水の如くスムースな掛け合いは益々好調なままに、独特のロデオドライブ的な疾走感は衰える事無く進行中。・・・宇宙人ネタはもうやらないのかな?(以下コメ欄に余談)。2021/10/14
耳クソ
20
あのターボババアとの白熱する非現実の戦いの傍らの高架下で、その光景に目を奪われながら変な玉を拾い、使命を授かったと妄想する自称美少女がいるという構図だけで素晴らしい。ターボババアの存在は物語の外の人々からは目視され得ない。その自称美少女=白鳥愛羅もまた直接目視したわけではないが、その光景に我々読者と同様に物語の傍らで見惚れながら、そこに自ら意味を与えた。漫画の神髄は作者の描く光景を共に見る目をキャラクターと共有することだと私は読者として感じた。それは白鳥愛羅と同じく、その光景に個々人の意味を与えることだ。2021/10/06