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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
48
地球壊滅直後、ジャンブローαに辿り着いた四人組。まずこの四人を選んだ政府(?)の妙。そして高次存在の悪辣さ(笑)暇潰しなんだろうなぁ~。四人のうち一人だけを女性に転換するとか、さりげなく四人に亀裂を入れてくる辺りのタチの悪さ。そして微妙な下ネタをブッ込んでくる辺りの匙加減。嫌いじゃないです。2021/04/26
ちはや@灯れ松明の火
23
宇宙の彼方へ飛び立って、二日目に核戦争で地球滅亡、三日目にブラックホールに呑み込まれあっという間に目的地。学者・技術者・医者・操縦士、使命から解き放たれた人類最後の生き残り、悲愴感などどこ吹く風。暇を持て余した高次存在、気まぐれに与えた秘薬は性転換薬。友情と煩悩が鬩ぎあう相対性理論、通信機とメイドさん究極の二者択一、これでも若きエリート集団。催した仲間のためにファイト一発、己が名を刻み込みたい未開の地、イケメンの無駄遣い極まれり。愚かで哀れな仲良し四人組、目的も宿敵もときめきもなくても、いつも心は無重力。2021/01/01
レリナ
23
これは面白い。ネタがかなり練られていて、何度も笑った。完成度の高い漫画だ。生き残った地球人四人が毎回高次存在による道具等によるドタバタ劇を繰り広げる姿が面白い。普段漫画で早々笑うはないのだが、久しぶりに笑った気がする。これは長く続いてほしい作品だ。ジャンプは最近高品質な作品を出すので、当たりが多いね。四人のキャラがいいので、一巻で心を掴まれた。作者の前作も好きだったので、またいい作品を出してくれて嬉しい。四人のテンションが人類存亡の危機に直面したにしてはポジティブなのがいいね。次巻に期待。2020/04/09
ひぬ
6
宇宙飛行士4人を主軸とするゆるゆるSFコメディ漫画。地球型惑星のα・ジャンブローに到着するも、地球が滅亡しており、早速人類存続の危機に直面するサガ、ゲラルト、ババ、クリスの4人(全員男)。そんな中、突然現れる高次生命体から性別を反転する秘薬を渡され、引っ掻き回される関係。惑星探索もあり、未知へのワクワクもありました。テンポがよく、基本的に一話完結なため、一話一話楽しめました。特に三話はあまりに酷すぎて(良い意味で)爆笑しました。2020/11/14
nawade
6
惑星探査をしている間に地球滅亡!?残された男4人に対して、謎の知的生命体が愉快犯としてちょっかいかけてくる宇宙サバイバル究極の選択コメディ。1人だけ性転換する薬を渡したり、見ようによってはかなり悪辣な罠を仕掛けてくる。毎回、友情と欲望の狭間で翻弄される3人+パーティの良心1人が振り回される姿が面白い。良く練られた話が展開されるので、作者のネタ出しの苦労が偲ばれる。ラストは珍しくシリアスなところで終わったがどうなる? 2020/04/04