- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 集英社 ジャンプC
出版社内容情報
時は昭和、ところは神戸――。志磨家当主・珠代から逃れるため狂言自殺を図った常世と仁太郎。「志磨」を名を捨てた二人は、流れ着いた有馬温泉の地で「黒咲」の名で暮らし始める。それぞれ巫女と旅館の仕事をしながら楽しく日々を過ごすなか、ある日、民宿を営んでいたとある家族の揉め事に巻き込まれて…!? 痛くて甘い、儚き御伽話第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幸音
8
心中した振りをして、辿り着いた先で新しい生活を始めた仁太郎と常世。キスをせがまれてもついはぐらかしてしまい、飛び降りる方が難しいのにと悩む仁太郎が微笑ましい。リゼよりも、5歳の月彦の方がしっかりしてるの面白い。なんだかんだ常世と張り合いつつ仲良しなのがかわいい。最後のシーンはWebで追いかけてなかった時の話だったので、衝撃大きかった。やっと幸せに過ごせると思った矢先にどうして。2020/03/07
チューリップ
7
珠代から逃れて新天地で生活を始める仁太郎と常世。珠子に居場所知らせているしその内珠代にばれないのかなと思いつつ読んでいたらそれどころではない展開になってしまった。時代的にもこの作品の始まり方からしてもハッピーエンドにはならないんだろうなあと思うので次読むのしんどくなりそうだ。リゼと月彦が仁太郎たちの所に遊びに来る話が好きだった。2020/03/10
イーダ
7
自殺を偽装してまで逃げ込んだふたり。そこで身分を偽り幸せな日々を・・・と、そんなにスムーズに事を運ばせてはくれないんですね。絵がほんわか系なので救われてる部分がかなりあります。常世はどうなってしまうのか!?2020/03/04
双海(ふたみ)
5
志磨家当主・珠代から逃れるため狂言自殺を図った常世と仁太郎。「志磨」の名を捨てた二人は、流れ着いた有馬温泉の地で「黒咲」の名で暮らし始める。それぞれ巫女と旅館の仕事をしながら楽しく日々を過ごすが、常世の風邪が長引いて…。激しい咳とともに吐き出された鮮血。これは結核なのか。2023/03/14
オジャオジャ
5
全編ほのぼのラブラブして幸せやったのに何で最後の最後に吐血とか…………珠代からやっと逃げ延びたのに次に襲いかかるは病か。救いが無いね。2020/05/02